「悲しみをのりこえて」

◎世事は忍びつべしや不や。衆生は度し易しや不や。

「七月のある日、結婚をして五年になる娘の新居が完成と聞いて私はお祝いの席をもうけようと準備を勧めていました。そこに警察から電話が入ったのです。「お宅の娘さんが今交通事故で亡くなられて・・・」。私は一瞬、時間が止まりました。目の前は真っ暗。昨日も新居へ荷物を移すと、あわただしくしている娘に会ってきたばかり。子供は四歳と二歳。どうすればいいのか何も考える事が出来ませんでした。早いものであれから五年になります」これは先日、檀家のNさん宅に命日のお経に伺ったときの話である。亡くなった娘さんの子供二人は、しばらくは、その旦那さんにそだてられていたが、その後、旦那の再婚で故人の姉の家に引き取られている。世間には何でこんなに苦しめられなければならないのかと。悲しくなるほど辛いことが一杯ある。その苦しみをどう受け止めるなか、どう忍んでいけるのかが問題なのである「世事は忍びつべしや頑張って下さい」と思わず声援を送りたくなることである。世間には逃げ出したくなるようなことが、いくらでもある。辛い悲しいと涙の生活を続けるのか、それとも今一歩踏ん張りあたまを切り替えて苦しみを乗り越えていけるのか。その差は、ほんの一歩からだが大きく人生の違いとなってしまうように思われる。幸せの中にどっぷりつかりこんでしまい、道を求めることを忘れている私に釈尊はどう済度すれば良いのか悩んでおられるよう。           平野光照さんの著書より

◎私も前に一歩進めない愚かな人間です。師の御指導を賜り自らの意思で進みたいです。

=一乘会からのお知らせ=

8月21日、写経会(親睦を兼ねて納涼会を開催します)

お気軽にお越し下さい、お待ちしています

詳しくは一乘会のホームページをご覧ください。

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