「苦しみを離れ幸福に」◎能く衆生をして一切の苦・一切の病痛を離れ能く一切の生死の縛を解かしめたまう。「食事が美味しくないし、この一ヵ月で十キロも体重が減り、三十キロ少しになりました。手が震えて思うように字も書けません、お医者さまに診て貰っても、どこも悪くないと言われますし何か原因があるのでしょうか」心配そうにそう問いかけるのは七十歳を超えた檀家の婦人である。檀家の婦人にそくされ促されて相談にやって来たのである。よく眠れるというのに、ひどくふさぎこんだ様子で以前のような元気さもなく足取りもおぼっかない、お医者さんがどこも悪くないと言われるのに、そのような症状が現れるのは別に何か原因あるはずである。そこで彼女に色々聞いてみた。彼女のご主人が戦死され「一人息子を立派に成長させることが何よりの供養と思い戦後の混乱期をがむしゃらに働き今から思えば申し訳ないことですが今日まで年回の法事もさせて頂いた覚えはありません」という。戦病死した先夫の心残り・無念さを諭し、その供養を勧めた。彼女は直ぐに承諾し、供養のための施餓鬼供養の日取りを数日後の先夫の祥月命日の日に決めた。不思議なことに供養の日取りを決めた日から彼女の肩は軽くなり食事も美味しくなっていたのだ。日蓮聖人の「小罪なれども懺悔せざれば悪道をまぬがれず、大逆なれども懺悔すれば罪きえぬ」のお言葉通りである。自分の過ちを反省し、理屈ぬきに、心から法華経の有り難さ・供養の尊さを知った。彼女がその心を忘れずに法華経の信仰を続けるならば、きっと幸福くれるはずである。「能く衆生をして一切の苦・一切の病痛を離れ能く一切の生死の縛を解かしめたまう」とは法華経が私達に「一切の苦しみを離れ早く幸福になれよ」と語りかけている言葉なのである。 有村友伸さんの著書より
◎供養の大事を悟りたいですね。
=一乘会からのお知らせ=
8月21日、写経会(親睦を兼ねて納涼会を開催します)
お気軽にお越し下さい、お待ちしています
詳しくは一乘会のホームページをご覧ください。
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