「真似から本物へ」
◎応当に一心に受持・読誦し解説・書写し説の如く修行すべし。
お盆になると色々な飾り付をする。ところが最近では年寄りのすることを知らない新世帯が増えた。うちのお檀家で父親の新盆を迎え、さて飾り付けをしょうという時に施主である長男が何も知らなかった。「お爺ちゃんが元気ときに良く聞いておけばよかった」と相談にみえた。普通は隣り近所が手伝うのが、いざとなると誰でも飾り付けを知らないのである。一応飾り付けやその意味を説明した。飾り終えたところで、ご回向に伺った。青竹に囲まれた精霊棚は清々しくて、いかにもお盆が来たという感じだ。施主もいつになく神妙に手を合わせ、「不思議ですね、こうして飾り付けが出来ると気持ちの良いもので親父が喜んで帰って来てくれるように思います」と満足そうに話していた。信仰も初めは真似から入るといえる。家族が仏壇にお参りする姿を見ていて子供が真似する話は良く聞く。法華経に説かれる「受持」とは信仰の継承のことである。お寺の住職についてお経を習ったり意味を理解したり写経をしたりするのは歌でいえば先生についてレッスンをするようなもである。真似をしながら少しでも法華経の世界に入ろうとすることである。しかし肝心なのはそれからである。さらに、それが自分にとって有り難いことであるのか、嬉しいことであるのかをハッキリツト掴まなければ本物といえない。法華経の信仰によって己の人生に感動を覚えたとき本物といえよう。信仰に生きる人生は多くの人に感動を与えられるものである。 田澤元泰さんの著書より
◎説の如く修行する。
=一乘会からのお知らせ=
8月21日、写経会(親睦を兼ねて納涼会を開催します)
お気軽にお越し下さい、お待ちしています
詳しくは一乘会のホームページをご覧ください。
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