「すなおな心」
◎我深く汝等を敬う敢えて軽慢せず。所以は何ん、汝等皆菩薩の道を行じて、当に作仏することを得べし。毎月お参りに行く家は、いつも家族揃って一緒にお経をあげる、その日も、お題目を唱えている最中のできごとである。訳を問うと、いつもお経が終わるころ、若奥さんがお茶の準備をするために席を立つ。毎月その様子を見ていた兄妹が、今日は自分達がお手伝いしょうと思い先に立つて行ったが小さな手には重すぎて急須を落としてしまったという。決して悪気があってしたことでなく、いつもお経の途中で席をたつ母親のお手伝いしょうとしたが意に反して落としてしまった。お手伝いをして喜んでもらおうと思ったのに、と自分でもびっくりしたところへ、頭から「何をしているの」と叱られたものだから余計に悔しかったようだ。こんな時、ほとんどの親は同じように「何をしているんだ」と一喝するのが常であろう。うまく行っておれば「この子はよく気づくいい子だ。おりこうさんだね」と褒められ、失敗したら頭ごなしに叱られる、大人の勝手で良くもなり悪くもなる。子供にとっては全く迷惑な話である。「せっかくお手伝いをしょうとしたのに残念だったね。これからはもっと気をつけようね」というくらいの余裕があれば子供にも「悪かったな今度は失敗しないように気をつけなければ」と素直に反省できる気持ちが生まれてくると思う。我が子といえども人格のある一人の人間である。時には我慢しきれないこともあるだろうが、決して軽んじてはいけない。素直な心を持った大人になるように見守ってやる。それには親自らが手本となるように日々の生活をしっかり見据えて精進しなければならない。 植田観亘さんの著書より
◎素直な心を保ちたいですね。
=一乘会からのお知らせ=
8月21日、写経会(親睦を兼ねて納涼会を開催します)
お気軽にお越し下さい、お待ちしています
詳しくは一乘会のホームページをご覧ください。
⇓ ⇓ ⇓ ⇓ ⇓

