「よろこんで生きる」

◎若し是の経を聞いて、毀しせずして随喜の心を起さん。当に知るべし巳に深信解の相となづく。

「豚もおだてりゃ木に登る」小学校の学級懇談会で「子供にやる気をおこさせるには?」との質問の答えである。「子供が言う事を聞かない。いくら勉強をしなさいと言ってもしない、どうすれば良いのか」と聞かれた。まず褒めることである。

喜びを与えることである。ああしろ、こうしろとロボットのように命令しながら

「早くしなさい!」何よ、こんなのまだできないの。本当にダメなのね!」

ついには叱りとばし怒りとばす。これでは子供もやる気は起こさない。子供自身がやる気を出してこそ何もかも身についてくるのである。宇宙物理学であるアィンシュタインの知的後継者と言われているスティーブン・ホーキング博士は子供時代は勉強せず普通の少年であった。彼が目覚めたのは上・下肢の運動機能の低下、嚥下、咀嚼や呼吸さえ困難になる運動神経系が障害を起こす原因不明の疾患「筋萎縮性側素硬化症」と診断されてからである。治るか治らないのか命があるかないか、わからない状態の中で研究してもしょうがないと考えていたが時がたつにつれて病気の運行遅くなり、それに一般相対論も理解出来るようになってきたので研究を続けたのである。そして婚約して生きる目的と希望がわいてきたのである。結婚するためには、職に就かねばならないし職を得るためには学位が必要であった。そこで生まれて初めて一生懸命に仕事に取り組んだ。

                                      高津憲周さんの著書より

◎生かされている命に感謝し喜んで人生を精一杯生き抜くことこそ光り輝く尊い姿ですね。