「古代ハス」
◎善く菩薩の道を学して世間の法に染まざること蓮華の水に在るが如し。
私より先に立って歩いていた家内が「まあ綺麗!天国にいるみたいですよ、お父さん」と大きな声で私を呼ぶ。急いで近寄ってみる「うーん本当に素晴らしい」と私も感嘆の声を思わず上げた。百以上の満開の蓮華、数えられない程の蕾しかも、この蓮華の種子は二千年以上のものだったという。長い眠りから覚めた種子が多くの歴史と文化を超越した変わらぬ美しさを見せている。
今から二十年前自分達が生まれ育った島根県に初めて里帰りが実現した。当時はライ病に対する強い偏見が一般の人々の中にあった時代である。人目を忍んでの帰郷の中で手づくりのもてなしがどれだけ嬉しかったかを話してくれる。今では県の対応も十分だし一般の施設で飲食や宿泊も出来るようになったが当時は日蓮宗寺院を渡り歩きながらの里帰りであったのだ。同行のお上人達と法華堂でお勤めをする。「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」と私達の背中から力強い唱題の声が聞こえる。小さくなった指にバチを挟んで太鼓を一生懸命にたたいている。このひたむきな信仰によって多くの苦難を乗り越えたのだろうと思うと目頭が熱くなった。恨み妬み争い多い世界を超越し人間として精一杯生き続けている姿。その姿とあの古代ハスの美しさが私の心の中で調和した。
米田宣勇さんの著書より
◎泥中の蓮、汚れた悪い環境でも、それに汚れることなく清く生きたいです。
=一乘会からのお知らせ=
一乘会では毎年バスにて1泊2日で参拝を行っています
本年度は身延山久遠寺と玄妙寺(磐田市)を参拝する事が決まりました。
身延山久遠寺
日程7月23日~24日です
ご一緒に参拝しませんか(身延山で唱題行を一緒してみませんか)
会員への強要は一切いたしません、ご安心ください
詳しくは一乘会のホームページをご覧ください。
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