「自らの内に解決の道が・・・」
◎是の菩薩衆の中に四導師あり。一を上行と名け、二を無辺行と名け、三を浄行と名け、四を安立行と名く。是の四菩薩基の衆中に於いて最も為れ上首唱導の師なり。私が小学校四年生のとき廊下の壁が墨汁で汚される事件があった。書道の授業は私達のクラスだけであったため、クラスの誰かが犯人だろうということで犯人捜しが始まった。先生が生徒一人ひとり、ふだん使っていない図工室に呼んで尋問した。私の番がきて先生は「君が犯人だろう証人がいる」と言った。覚えのない私は涙で弁明した子供の言い訳にしか思えなかったのだろう。後で真犯人が名乗り出たのだが先生は私に声さえもかけなかった。私は長い間この事件の悔しさを忘れられないでいた。図書室の匂いから開放されたのは法華経と巡り合うことによってである。初めて法華経を読んだ私は当然、総体的な把握ができるはずはなかった。ただ、その中で煩悩即菩提という語句が異様に大きく見えた。涙があふれ夏の盛りに滝に入ったような涼感を覚えた。私の中にある自分でどうしょうもない煩悩が菩提であると呼ばれたことにより救いがもたらされたのである。これが機縁となって私は仏道を志した。心の中に悩みが起きたとき私は生きることの意味を覚った。心の内に悩みが起きたとき生きるうえで困難に当たったとき向上する機会を与えられたと受け止められるようになった。問題を解決することが生きることであり解決の道は自らの内にあることを教えられた。自らの業を昇華したと等しいだけ人を導くことができる、また人に善を施しただけ自らは向上することができる導師とはそのように自覚した人のことであるまいか。
赤堀正明さんの著書より
◎心の悩みは如何に解決できるのか。
=一乘会からのお知らせ=
一乘会では毎年バスにて1泊2日で参拝を行っています
本年度は身延山久遠寺と玄妙寺(磐田市)を参拝する事が決まりました。
身延山久遠寺
日程7月23日~24日です
ご一緒に参拝しませんか(身延山で唱題行を一緒してみませんか)
会員への強要は一切いたしません、ご安心ください
詳しくは一乘会のホームページをご覧ください。
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