「真の菩薩行」
◎芥子の如き許りも是れ菩薩にして身命を捨てたまう処に非ざるあることなし。
カンボジアのポルポト政権が崩壊したのが1979年の一月であったが、その折に夥しい数の難民がタイ側に流出した。着の身着のままの人々がそれこそ幽霊のように立ちすくみ、また、お腹が膨れ上がり、眼ばかりギョロギョロと痩せこけた子供達が栄養失調で死んでいく様は連日テレビや新聞で報道された。
ポルポト政権下で地獄のような5年間を暮らし九死に一生を得て奇跡的に生還した日本人に内藤素子さんがいる。元外交官であったカンボジア人の夫と子供3人をその間に亡くしているが不思議なことの連続でご自身は助かっている。私の寺の施餓鬼会の折に話を伺ったことがある「サソリを食べてエビを思い出しムカデを食べてシャコを思った。蛇、蛙、野鼠は大変なご馳走だった。そんな生活の中で私は行く先々で隔てなく多くの人々に接し相手の懐に入るよう心がけた。相手からのお礼、お返しが無いとわかっていても、必要ならば何でもしてあげた。不思議に知らない人からも助けられ、御返しも貰った。身体の弱かった私が生きてこられたのは楽観的な性格で執着するものが何もなかったことと「郷に入れば郷に従え」の生き方したことだと思う」と述懐している。五年間の流浪の生活の中で夢に観音さまが度々現れて力づけて下さり危険を知らせて下さったという、生きながらにして地獄のような極限状態の中でなお理性を失わず人々に布施することができた内藤さんは立派な仏道ならったと言えよう。
玉川覺祥さんの著書より
◎何処にあろうとも菩薩行を行いたいですね。
=一乘会からのお知らせ=
一乘会では毎年バスにて1泊2日で参拝を行っています
本年度は身延山久遠寺と玄妙寺(磐田市)を参拝する事が決まりました。
身延山久遠寺
日程7月23日~24日です
ご一緒に参拝しませんか(身延山で唱題行を一緒してみませんか)
会員への強要は一切いたしません、ご安心ください
詳しくは一乘会のホームページをご覧ください。
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