「おかげさま」
◎恐畏の世に於いて能く須臾も説かんは一切の天人、皆供養すべし
おそるべきことの多い世において、もししばらくもこの経を説くと、その人は一切の天人から供養を受ける資格のあるものである。
平成三年の正月、松飾りとれて間もない十日の夜、急逝した師父の思い出にふけりながら歩んで来た五十二年の足跡を振り返ってみるとき、ここまで頑張ってこれたのも、ひとえに師父の「おかげさま」と感謝の念に堪えない。
寺に生まれて寺に育ちながら戦中・戦後の混乱した世の中にあって田舎の小寺の生活は本当に貧しいものであった。信仰の心が芽を出す事もなく高校、大学へと進みアルバイトに明け暮れる毎日、六十年安保に血をおどらせ寺の生活から遠く離れ、テレビ局に勤務、そして結婚。僧侶の資格だけはという師父の願いを聞いて会社の有給休暇を利用して昭和四十三年の夏、信行道場へ。もちろん道場の中では最低の成績、しかし三十五日間の道場の生活の中で主任先生、副主任先生の素晴らしい人格にふれ一生懸命、僧道を歩もうとする同行の人達の真摯な姿に接し、僧侶の尊さを気付かせて戴いた。
法華経の修行を実践する者にとって一つ一つの出来事、言動が教えとなり、さとしとなって信仰の増益に結ばれる。現代、千葉の田舎で寺を預かって微力ながらもお題目の布教と感謝の毎日を過ごさせて戴いているものも、ひとえに師父の励ましと、顏を合わせたとき嬉しそうな表情が辛苦のささえであった。
「踏まれても踏まれても根強く忍べ道草のやがて花咲く春ぞ訪ずる」を座右の銘として大切にしている。 豊田正通さんの著書より
◎私も尊い御師にめぐり会えて幸せです。
=一乘会からのお知らせ=
一乘会では毎年バスにて1泊2日で参拝を行っています
本年度は身延山久遠寺と玄妙寺(磐田市)を参拝する事が決まりました。
身延山久遠寺
日程7月23日~24日です
ご一緒に参拝しませんか(身延山で唱題行を一緒してみませんか)
会員への強要は一切いたしません、ご安心ください
詳しくは一乘会のホームページをご覧ください。
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