「じっちゃんと孫」

◎我是の経を聴かんが為の故にしかも、ここに来至せり

人生に喜びも悲しみも同居し表裏の関係なのかもしれない。ごく普通の家庭であった。二人の男の子に恵まれて、それまでは幸せだった。三人目を懐妊した時、夫婦は不安になった。現在の状態では三人の子供を育てるのは無理である。散々悩んだ揚げ句の夫婦の判断であった。中絶するのは悪いことだが涙をのんでの結論だったのだろう。その翌日、荷物をまとめて出掛けようとすると「何をしてるんだ!こんなに早く」後から、じいちゃんの声がした。フッと気が抜けて「実は、・・・」と夫婦は事情を説明した。「わしら家族六人、もう一人増えても皆で頑張ればどうにか出来るさ」まさに変化の人か、この言葉に促されて一人の命が救われた。

実に不思議なことが起こった。生まれてから、このじいちゃんに抱かれているとスヤスヤ眠る。ヨチヨチ歩き出来てカタコトの言葉が出るようになっても、なお変わらなかった「じっちゃん、じっちゃん」と慕い祖父になついた。命の恩人だからだろうか。この子が一歳になるころ家庭に悲劇が襲った幼稚園に送り出した直後、長男が交通事故に遭ったのだ。病院に運び込まれたが、もう既に幼な子の命は亡かった。一家は泥沼のような悲しみに暮れた。しかし立ち直るのに時間はかからなかった。長男は生きている。母の心の中に、また家族の心の中に生死を貫く魂がある限り、いつお経に行っても仏壇の前には食物が供えられいた。信仰は生きていたのだ。この子によって慰められ、救われ、立ち上がって来たのである。そしてまた法華経の信仰をより深めてきているのである。子の切なる願いを、じっちゃんは法華経信仰のお蔭で聴いたのである。 松尾義隆さんの著書より

◎困ったことがあれば仏は変化の人を使わされ救って頂けます。

 

=一乘会からのお知らせ=

一乘会では毎年バスにて1泊2日で参拝を行っています

本年度は身延山久遠寺と玄妙寺(磐田市)を参拝する事が決まりました。

  身延山久遠寺

日程7月23日~24日です

ご一緒に参拝しませんか(身延山で唱題行を一緒してみませんか)

会員への強要は一切いたしません、ご安心ください

詳しくは一乘会のホームページをご覧ください。

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http://ichijo-123.net