「白色の一ページ」
◎授記せられば甘露を以て灑ぐに熱を除いて清涼を得るが如くならん
一般の動物は本能に従い親がしたこちと同じすることで生涯を全うすることができる。その過程には進歩も欲求不満もない。判で押したようなパターンの繰り返しである。しかし人間社会においてはヒトの生活様式が変化するごとに、うまく対応し本能を越えた「代理本能」が対処するようになった。現代人は、まさに知識のかたまり世の中のほとんどの事柄について薄いながらもそれに対処する知識をもっている。例えば50センチの物差しの人もいるだろうし1メイトルの物差し持っている事にあたる人もいるだろう私は言いたい「何の物差しもたぬべきだと」と。私は少しばかり写真の道楽がある。目に見えぬが、作画するのにも、それなりに基本となるべきイロハが介在している。このイロハをマスターすれば一応、人に見せられる写真になるのだ、そのためには写真のあらゆる面の勉強をする、いつのまにか知識だけの頭デッカチになっている、その中で撮った写真は最高の傑作だと己の心の妄想を描いてしまうのだ。公募展に出品してみごとに落選の始末である。それからは写真撮影には常に己の心を白色にして素直な気持ちで対象物に向かうように心がけた。それからは苦しいながらも楽しみを覚え何かと道楽らしきものになった。人間は「代理本能」をフルに活用して常によりよい生活を追及するものだ。確かに知識は必要なことだが、それと同時に素直な心、無心の白い色の何も書かない一ページを持っているべきだと思う。
「すべて疑念をすてて信に入る」私もまさにこのことと思う。
小倉孝昭さんの著書より
◎白色の一ページは素晴らしいですね。
=一乘会からのお知らせ=
一乘会では毎年バスにて1泊2日で参拝を行っています
本年度は身延山久遠寺と玄妙寺(磐田市)を参拝する事が決まりました。
日程7月23日~24日です
ご一緒に参拝しませんか(身延山で唱題行を一緒してみませんか)
会員への強要は一切いたしません、ご安心ください
詳しくは一乘会のホームページをご覧ください。
