古語やことわざなどが日常で飛び交い、大声で喧嘩をしていても四字熟語でなじるような家庭に育ちましたが、その中で「朱に交われば赤くなる」という言葉は子供の頃からなぜか不快で好きになれない怖い言葉の一つでした。

 

大人になった今も、言葉では言い表せない不快感は付きまとうのですが

ただ、人を取り巻くエネルギーの世界を視ていくと、現状を如実に表している言葉でもあると言わざるを得ないとも感じています。

 

何故ならば全ては振動。

細胞もエネルギーも全ては振動しており、自分が出したエネルギーや周囲で発せられたエネルギーに似た周波数(感情)に共鳴し、増幅したり呼び寄せたり。

想像している以上に、周囲にあるエネルギーに自分のエネルギーが影響される。

 

環境が大事と言われるのは、こういった外からの影響を良いものに絞り与え共鳴していくことで全体の流れや運気も変えていくとても簡単な一つの手段だからともいえるかと思います。

 

同時に、よほど自分の目的意識を明確にしていないと人は簡単に目の前の人の出すエネルギーに影響されてしまいやすいともいえます。

 

例えば先日のご相談でこんなことがありました。

【前提状況】

・小姑さんがやたらたと自分の仕事を押し付けてくる

・家を出たいが、自分が出た後の義両親の面倒を考えると心配で出にくい

・居なくなられると困るので旦那以外は全員出ることを止めてくる

・自分の仕事、家のこと、義両親の面倒などやることが多くていつも疲労困憊している

【ご相談内容】

珍しく家の人が揃ったところで、小姑さんが突然「(相談者様が)私の仕事(役割)を全部奪って私を追い出そうとしている。私の役割を返せ!」的なことを言いだし泣きだされた。

 

 

普通に考えると、元々自分は家を出たかった。

面倒事を押し付けられていたので、自分でやってくれると言い出したことはむしろ渡りに船。

 

苦労して家を出る根回しをせずとも、無駄に押し付けられていた仕事が手を離れ、気兼ねなくお家を出ることができる絶好の機会!なのですが

 

人と言うものは、一度自分の手の中に入ったものが自分の意思とは裏腹に出て行こうとすると、本能的にそれを拒絶抵抗してしまう傾向があります。

たとえそれがゴミや不要で処分しようとしていたものだとしても。

 

有ったものが無くなる

自分から離れて行く

という、有るものが無くなることに恐怖を抱いてしまうのです。

 

ましてや相手が「あんたから奪ってやる!!!!」という感情を前面的に出して向かってこられてしまうと、本能的に奪われることに抵抗を感じてしまう。

防衛本能が無意識に働いてしまうともいえるでしょう。

 

「人生を楽しむ」と言われると「自分の人生を楽しく豊か」にするための行動よりも「目先の快楽」に傾いてしまう人が多いように

 

人は自分の意思が明確で強固でないと

目の前に突き付けられたエネルギーに引っ張られて、本来の目的とは違った選択をしてしまうことが往々にして起きてしまうのです。

 

だからこそ、自分の置く環境というのはとても大事であり、

目の前の人の感情に引っ張られて、自分の目的を見失わないように。

 

日頃から「自分の最終目標は何か」「どう生きたいのか」漠然とでも意識しておくことはとても大切になります。

 

目先の快楽ではなく

最終的に自分が辿り着きたい目的のための選択をできるように。

 

そして、最終的な目的のためだからと言って、今の自分を犠牲にしないように。

 

そのために日頃から、漠然とでもいいので

どんな未来が欲しいのか。

欲も枠もなく純粋に

自分が進みたい先を意識してみることはすごく大切なことなのです。

 

 

 

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