他人軸で生きていると
人は自分を守るために気付かないふりがどんどん上手くなる。
そのうち、気付かないふりだったのが、本当に気づけなくなってしまう。
自分の真意すら気づけないから迷子になる。
そんな迷宮を自分で作り出すのがとても上手くなってしまっているのです。
苦しくなったら合言葉は
「自分の気持ちを伝えるのは自分の意思で義務
伝えられた気持ちをどう受け止めるかは相手の自由」
そのためには
・コントロール欲求を手離す
・正義・正しさ・常識という他人軸を手離す
・自分の価値観を正当化しない
・相手の価値観を否定しない
・問題の要因をまず自分の内側に探す
これらが必要になってきます。
自分を表現することが苦手な人ほど
ここまで言ったら謝って欲しい。
伝えたんだから賛同して欲しい。
こういうリアクションが欲しい。
頑張って見つけた自分の思いを伝える時、人は相手がどんな反応をしてどんな返答をするのかを期待しながら話してしまうことも多いかもしれません。
その期待通りでないから、悲しくなったり、激怒したり、再び殻に閉じこもったり。
でも、伝えた思いをどう受け止めて、どう反応するのかは相手の自由。
それを奪うことは決してできないのです。
同時に、自分の思い通りにならないからと言って、伝えないことは駄目。
だって、それは相手の存在を大切にしていないことであり、人と向き合おうとしていないことだから。
自分自身が他者に対して誠実で向き合おうとしない限り、自分自身も他者から大切にされたり、誠実に対応してもらえることはないから。
まずは、辛いことがあったときに自己防衛でシャッターが直ぐに降りてしまうのは条件反射なので仕方がないですが、
余裕を持てた時に、ちょっと開けて振り返ってみる。
自分の気持ちに気付いて、自分を労われるようになるところから始めてみるのもいいかもしれません。
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ライフヒーラー
Deusa Wasara 最上 明弥（あまね）
