涙なしでは読めず
毎度号泣して体力を消耗するけれど
定期的に読みたくなる漫画がいくつかあるのですが
そのうちの一つがこちら
 
 
 
 
山中ヒコ さんの
〖死にたがりと雲雀〗 全5巻
 
確か2016年の「次に来るマンガ大賞」みたいな名前の賞を取られていたかと思います。
 
ストーリーは
何かが欠けてしまい
独りでは立ち上がることすらできない者同士が
始めはただ縋り
やがて心を通わせ支え合いながら共に助けられながら立ち上がり
最後は自分が生きても良いのだと明日へつなげる思いを感じられるまでの様を描いた物語です。
 
 
この漫画家さんは心の奥深くの柔らかく
人ならではの弱さや醜さ迷いを描くのがとても上手いといつも思うのです。
 
絵は好みが分かれるタイプかもしれませんが。
 
辛い者同士が立ち上がるために寄り添い
本当の意味で人を大切にすることを知り
明日も生きて良いのだと、
追われる日常から生きることへの希望のようなものを抱かかせていただく一つの要素かもしれません。
 
自分に優しく
温かさに包まれたい日にはちょっとおすすめな漫画でございます。
 
 
 

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