意味性認知症の夫との生活をつぶやいています。
その日予定されている手術が全て終わってから、夫の手術になるとは聞いていたものの、時間の分からない長い待ち時間、なかなか大変でした。
今から思い返すと、夫がよく待てたなぁと思います。
結局18時近くになり、もう少しで呼ばれと思うので準備していきますね、と看護師さんが来られました。
夫はそれまで散々「あそこに行こう(車もしくは家に行こうという意味合いで言います)」と言っていましたが、壁掛け時計は外していたのに、何となく時間が分かって諦めたのか「ずっとここやろ」と言い出しました。
ちょうどそのタイミングで看護師さんがベッドに寝て下さいと言われると、疲れていたのか眠かったのか、自ら「こうやろ」と言いながら、ベッドに横になりました😳
そして手術用の弾性ストッキングを履かせてもらう時も、足をあげて協力し、右足が終わると左足もあげて協力しています😅
看護師さんも聞いていた感じと違う夫にびっくりしていました。
そして点滴用の管を入れるため、身体の拘束をするようで、、「ご家族さまは、外に出られてても大丈夫ですよ」と。
そうですよね、家族が見ている中で、拘束するのは看護師さんもやりにくいですね。
カーテンの外に出て、様子を聞いていると…
どうやら拘束にも協力的な様子で、手袋も🧤どうやら自分から手を入れにいっているようで、看護師さんが「ご協力、ありがとうございます!」とおっしゃっていました。
何故だか、手術を前に急に協力的な夫。
相変わらず不思議な人です(笑)
準備も終わり、ベッド上の夫と一緒に、いよいよ手術室に向かいます。
鎮静をかけて手術するそうですが、もし夫が暴れたりしたら一旦止めて、全身麻酔に切り替えます、との説明でした。
どうか無事に終わるよう祈りながら、手術室の前で夫を見送りました。
手術中の家族用の待機場所で待つように言われましたが、もう外来もとっくに終わっていて、病院内にあるコーヒーショップも終わっていたので、暗ーい院内で携帯が鳴るのをひたすら待っていました。