意味性認知症の夫との生活をつぶやいています。
CT検査室に入ってもあきらめの悪い夫(笑)
頑なにカバンを離しません。
このカバンを置いてしまったら、良からぬことが起こると思っているかのよう😅
でも昨日のクリニックの時ほどの激しさはない感じです。
私も子供達も、荷物置き場に荷物を置き、「みんな置いたよ、パパも置いて作戦」。
しばらく抵抗していましたが、やっとカバンを置いてくれたので、次はメガネも外して〜、とお願いしました。
メガネを外すジェスチャーをすると、これはすんなりメガネを渡してくれました。
その後は、やはり昨日の記憶があるのか、こうやろ?ぐらいな感じで、検査台の上に寝てくれましたので家族全員で、盛大にほめました。
「パパすご〜い。」「パパできるじゃん」これでもかってくらいほめておきました。まだまだ続く検査のために!
扉の外で待っていると、機械音声の「動かないで下さい」というのが、何度が聞こえてきて心配でしたが、無事に終わりました。
次はレントゲンです。
夫がレントゲンを撮るのは、足首の骨折入院以来。
しかも今回は足首ではなく、胸部のレントゲン。
でも着替えも必要ないですし、金属も身につけていなかったので、そのままで大丈夫👌🏻
カバンさえ、手離してくれれば。
CTの時ほどの抵抗もなく、すんなり置いてくれました。
ご家族の方、付き添いますか?と聞かれ、父親の検査の様子にいつも興味がある上の子が、私が付き添ってもいい?と。
いつも、本当にありがとうね、とお願いしました。
そしてそして未知の領域です、心電図。
夫はいつ以来なのでしょう?
検査室の前で待っていると、今日初めての男性のスタッフさんに名前を呼ばれました。
ここまでの検査で、言葉が通じないのでとか、抵抗するかも知れません、と毎回お話させてもらっていましたが、この方の「全然大丈夫ですよ、問題ないです!」が何故かとても安心する感じでした。
そしてその予想通り、夫は全く抵抗しないどころか、自ら進んで横になり、機械をつけるのにも、とても協力的😳
夫と同じくらいの身長の方だったので、これは抵抗しても無理と判断したのでは、と子供達(笑)夫なら有り得るかもと笑ってしまいました。
何とか無事に終わりましたー🙌🏻
子供達がいてくれて、本当に助かりました。
実は、主治医の先生の診察を待っていた処置室で、夫と腕を組んで両側に座ってくれている子供達を見ていたら、本当に夫は幸せな人だなぁとか、本当に優しい子供達だなぁ、これは夫の遺伝子だな、私じゃない、とか色々考えていたら涙が出てきて…子供達に笑われていました。
いつも以上に子供達に感謝した日になりました。