2014年に前頭側頭葉変性症のひとつ、意味性認知症と診断された夫との生活をつぶやいています。


夫がメインで通うデイサービスに、割りと最近入られた男性職員さん、おそらく夫はこの職員さんのことが大好きだろうなぁ、と見ていて思っていました。


その職員さんがお迎えの日は、姿を見るなり「車で行こうな!」とすぐにハイタッチしに行きます。そして車に乗るまで、ずっと「あそこに行こうなぁ」「いい景色も見れるからな」と話しかけているのです😳


そしてありがたいことに、まだ日が浅いですがその職員さんは夫のことをとてもよく分かってくれています。


何かあると、とりあえず一回「やらない方がいいわ」と拒否するけれど、もう一回誘ったりお願いすると、やり始めること…数字は得意なこと…理解して下さっていて、その上で熱心に夫のことを私にいつも色々と質問してくれていました。


どうして夫にそんなに関心を持って下さったり、寄り添って下さるのかなぁ?と思っていた時に、その方と少しお話出来ました。


まだ介護のお仕事を始めたばかりで出来る事が少ないので、自分に出来ることをしているだけですよ、と謙遜されていましたが、「実はご主人の資料を読ませていただいた時に、病気の発症が48歳と書いてありました。僕はいま48歳なんです。それで色々と思うところがありまして…」と教えてくれました。


じーんときました😭

そして、そういう気持ちを持って寄り添って下さっていることが、夫にはしっかり伝わっているのかなぁ、と思いました。


夫が病気になってから、辛い事やりきれない事たくさんありました、これからもきっとあります。

でも夫の病気がきっかけで、本当に素敵な出会いもたくさんありました。

その出会いを大切に、もう少し頑張ってみたいと思います🍀