夫は前頭側頭葉変性症のひとつ、意味性認知症と2014年に診断されています。


診断を受けてまる9年になりました。

10年目に突入です。

診断を受けた頃は、病気の知識もなく、情報もなく…正直なところ夫とこんなに長く一緒にいる生活は想像していませんでした。


そして意味性認知症という病気を、何も話さなくなると勝手に誤認識していました。

10年目に入った夫、肝心なことは話せませんが、よく話します、しかも同じ言葉が多いですが。

もっと静かな生活を想像していましたが、ものすごくうるさいです。


時刻表的生活もどんどん曖昧になっていくと思っていましたが、どんどん余計に気にしています。

主治医の先生のお話では、進行するにつれて、これまで以上にきちっきちっとなる傾向だそうですが、同時に進行するにつれて意欲や自発性がなくなってきたりして、普通はあまり目立たないそうです。


夫は発症が早かったからか、まだ意欲や自発性が、そこまで落ちていません。良いことなのかどうか…と思ってしまいます。


ただナンプレは小さいものはすいすいと埋めていきますが、大きいものは最後の計算問題に関係するところだけ埋めていくので、少し意欲が落ちているのかも知れないですね。


歌も、これまでは曲が流れればすぐに歌い出していましたが、最近はサビがきてから急に歌い出したり、一部だけ歌ったりしています。


そして1人で行くお散歩は、この一か月では1回だけしか行きませんでした。

どちらかというと、車から景色を見るのが好きなようです。これももしかしたら、歩く意欲が落ちてきたのかも知れないなぁと思っています。


10年目、何とか穏やかに毎日が過ごせますように✨🙏🏻