前頭側頭葉変性症のうちの1つ、意味性認知症と診断された夫との生活をつぶやいています。


夫は外から帰ってくると、腕時計、お財布、定期入れの3点を寝室の定位置に置きます。


定期入れは、もともとは名刺入れですが、そこに交通系のICカードも入れていたので、仕事をしていた頃からそう言っていました。


仕事を辞め、施設に自力通所を始めてからも、バスと電車を使っていたので、そのまま使用していました。


その通所途中の骨折から、送迎に切り替わり、もう2年が経ちます。定期入れを持ち歩いていますが使っていません。病院への通院も電車から車に変更したので、ますます使いません。しかも定期入れ本体が、かなりくたびれてボロボロです。


無くなったら、何か言うのかな?と思って、夫がリビングにいる間に、定期入れを片付けてみました。


寝る時に、自分で寝室に行き壁のスイッチで電気を消しますが、そのスイッチのそばに、3点セットがあります。お財布と腕時計の2点セットになっていますが…何も言いませんでした。


翌朝、施設に出かける前に、ズボン👖のポケットにお財布を入れましたが…定期入れのことは何も言いません。


どうやら、身につけてはいましたが、明らかに使っていなかったので、こだわりはなかったようです。


持ち物は少ない方が良いですし、使わないのに新しい物を買うのも…と思っていたので、助かりました。それに伴い、リハビリカードからも「定期入れ」のカードは抜いておきました。

いつも使っている物の名前をしっかり覚えていて欲しいので、使っていないものは、諦めます。


少しずつ、夫の操縦が上手くなれると良いなぁと思っています✨