意味性認知症の夫が、最近受けた検査の際の様子を書いています。

夫の頭側に入り口があり、子供が先に入ってすぐ夫の頭を押さえました。
私は夫の足側にまわり、手と足を押さえました。

最初に撮影時間は20分と聞いていたので、
「パパ、あと20分で終わりだって。終わったらお家に帰るよ」
と話しかけました。
先生何かを確認しに行かれて、戻ってこられて
「あと15分で大丈夫です!」と(笑)

夫は頭上にいる子供の顔をみて
「◯◯と◯◯と(子供の名前)一緒に行くのも…」と話しかけるので、顎があがり頭が動いてしまいます。

私が足元から、
「パパ、上向かないでこっち見て」
「後少しでお家帰るから、がんばれー」
「動かないよー」
15分間ずっーと声をかけ続けながら、子供と押さえ続けました😵

先生は検査技師さんに時間を確認して、カウントダウンしてくれてました😅
あと5分です、からがとても長かったです。

終わった時は、ちょっとした達成感すら感じました👍🏻夫はいつも通り皆さんに「今日もありがとうございました〜」とご挨拶。
そんなご挨拶ができるなら、もうちょっと・・と思ってしまいました。

帰り際に先生から
「今日は本当に助かりました。特に最後の10分間が素晴らしかったです!」
とお礼とお褒めの言葉をいただきました。

こちらこそ、貴重な機会をありがとうございました。いつかどこかで、夫のデータがほんの少しでも役立つとうれしいです。
そしてやっぱり、夫に検査や検診はとても難しいと再認識もしました。

帰りも行きと🚕同じ運転手さん。
「お疲れまでした、予定より早かったですね」
「多分、先生方が待てない夫に合わせて下さったからだと思います」
そして帰りも楽しく色々なお話させてもらいながら、無事に帰宅。

次の日、私は全身の軽い筋肉痛、そしてぎっくり腰の予感がしてきたので、慌ててストレッチしました😊