意味性認知症の夫が、最近受けた検査の際の様子を書いています。


検査着を脱ぎ始める夫、止める私。

その時、担当の先生がいらっしゃいました。

子供が、

「先生、私にも検査着を貸していただくことは可能ですか?」と聞いています。

ん?と思っていると

「私も着替えます!」

先生

「すぐに持ってきます」

我が子ながらの判断力、行動力でした。


子供が着替えて以降は、夫も脱ぐことはなくなりました。

でも検査着が気になる様子には変わりないので、先生が確認して下さり

「MRIは検査着を着用してもらいたいですが、PET検査はご自分のお洋服で大丈夫です」

と途中で教えもらった時には、ほっとしました。


先生と一緒にMRIの検査室へ。

検査着を着ている娘が一緒に中まで行ってくれて、私は荷物番で…そわそわしていました。

時々、騒がしい声も聞こえています。


しばらくして子供が笑いをこらえながら、出てきました。


子供曰く、なかなか寝てくれず、MRIの後ろの方に逃げて、先生たちが危ないですよ、と止めても全くおかまいなし😅

耳栓を渡されても、どう使うのかわからない様子で、背後から見ていた子供には、鼻に詰めたようにみえたので、自分も耳栓もらい「こうだよ」と実演しながら話しかけたら、振り向いた夫は鼻ではなく口に入れていたらしく💦口から耳栓をだしたそうです(笑)

その後も耳穴に入れるのではなく、入り口に縦にはめただけとかだった様子😵


そして夫が寝ないので、子供が先に台に寝てくれて、次はパパと促し、ようやく寝たらしいです。

台が動き始めたら、急に諦めたようで脱力したそうですが、さんざん暴れた挙句の急な脱力に、子供は大笑いをこらえて、出てきていました。


やはり撮影中も動いていたそうですが、何とか撮影できたとのことで、やっとMRIが終了です…