意味性認知症の夫との毎日をつぶやいています。


夫が診断を受けて、少しずつ変わっていく…そして自分も少しずつ、いやどんどん変わっています。


わりとよく話す夫婦だったと思います、くだらないことが多かったですが。

ぼけやつっこみを期待されることもあり笑、上手く答えられると、「関西人の妻よ、ありがとう」と言われることもありました。


家族としての思い出は、子供達と話できますが、夫婦としての思い出や、将来の夢を話していた相手が目の前にいるのに、語り合えない…これが、結構つらいです。


夫は仕事柄、秋がとても忙しく、ほぼ休みが取れないことも多かったです。

そのため、退職したら秋の京都、秋の新婚旅行先の海外へ、行こうねと話していました。

そんな話もできなくなりました。


そういう話を覚えているのも、自分1人という現実にとても寂しさを感じます。


私の誕生日や結婚記念日には、カードにメッセージを書いてくれていました。そういえば発症して少ししてからは、会社の便箋に書いてくれていました(笑)。


それを見るととても何とも言えない寂しさを感じます。