今回は脈診について学んできました。
こちらのホスピタルでは沢山のドクターの卵達が学んでいて、ディプロマを取るととても高く評価されるそうです。

またこちらで作っているオイルも、もちろん病院やホテルなどにも卸している有名で効果のあるオイルだそう。

ドクターの研修の前に、治療現場の視察。

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お婆様が腕と腰の痛みを訴えて、今回初めてオイル治療を受けていました。

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スリランカではアーユルヴェーダは治療です。 病院で、病気を治すために受けるものです。

そしてオイルは非常に大切な薬です。

私はここで実際の現場を見て、セラピストとして意識が変わりました。

とても深く私のやっている仕事は深く、効果があり、治療として役に立つ。
この経験は深く深く言葉で表せない程染み入りました。

オーナーのミカさんが、アーユルヴェーダの知識は日本でも学べるけれど実際アーユルヴェーダがどのように生活に密着しているのかを肌に染み込ませる事が大切。
それがこのホスピタル研修だとの言葉が深く響きました。

セラピストとして意識は確実に変わったと思います。
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授業はドクターがシンハラ語で書いてあるテキストを日本語堪能なスリランカ人のトゥシャーリちゃんが訳してくれたのでとっても頭に入りやすかったです。

Nadi と呼ばれる脈診は、門外不出だそうでシンハラ語の古い言葉で書かれているので現代語に訳するのがスリランカ人でも難しいそうです。

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そしてオイル工場見学。
木を燃やし、完全なる手作りでオイルが作られていました。
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薬草が並び、おじいちゃんが作っていました。

レシピも手書きのノートで何もかも、今の日本と比べてしまうととてもオールドスクールなやり方。

しかしこれがアーユルヴェーダの大切なスピリットだと思うのです。

機械化されて効率重視の大量生産。

今の先進国が追求してきたモノに、成功と歪みがあるのは事実です。
先進国が得たモノと失ったスピリットがあるような気がして考えます。

次の土曜日にはドクターとともに患者さんの脈診もさせて頂けることになりました。
チャンスがあれば治療も受けます。

今日はこれからキャンディとよばれる都市へアーユルヴェーダオイル工場見学とアーユルヴェーダファーマシーに視察へ行ってきます。


エニシランカのオーナーミカさんがアテンドして沢山の知識をシェアして下さるのでとても深く、充実した滞在になりそうです。