初めて会ったとき
私は彼女に一目惚れしてしまった
背が高くて明るく男女関係なく
みんなから好かれてる人
最初はそんな彼女と仲良くなれたことが嬉しくて
それだけで幸せだった
でもいつから彼女を独占したくなって
自分の中の気持ちが抑えられなくなって
告白した
「気持ちは嬉しいけど嫉妬深い愛佳には
きっと私と付き合うことはつらいことだよ
だからまだ友達でいたいな」
「…うん」
そう言って振られてしまった
まだ友達でいたい
彼女からの言葉に頷くしかできなかった
数ヶ月が過ぎた
彼女とは普通に話してるつもりだけど
やっぱり気まずくてぎこちなくなる
それは彼女も感じるようで
「最近ちゃんと話してくれないね」
「……そんなことないよ」
「挨拶も返してくれないときある」
「気づいてなかったから」
どうせなら突きはなして欲しかった
”まだ”友達でいないなんて
期待させる言葉を残して欲しくなかった
ぐちゃぐちゃな感情だけが残ったあの日が
私はすごくツラかったんだ
「私はまだ友香が好きだよ」
「ごめん、愛佳
私いま理佐と付き合ってるの」
「…そっかごめんね」
知ってたよ
2週間くらい前かな
噂で聞いてたから知ってた
あー、泣きそ
早く友香の前からいなくならなきゃ
「用事あるからまた」
「待って!」
引きとめないでよ
最後のけじめなんだから
止まるなよ私の脚
ここで止まったらダメなんだ
2回振られたらもう無理だよ
これからどんな顔して友香と会おうか
「雨、降ってくんないかな」
学校から走り去り帰り道
空はキレイな青空で
私の涙を消してくれる気はないらしい
こういう時って雨降るのが決まりじゃないのか
なんて理不尽に怒ってみても
涙は溢れてきて
私はそれだけ友香を忘れられないのかな
でももし
友香が私のもとにきたら
受け入れてしまうんだろうな
それくらい友香を好きな自信があるから
ずっと
前も、今も、多分この先も
友香が好きなんだろう
例え自分を苦しめたとしても
この気持ちは変わらないんだろうな