不器用あーやんの日常 -20ページ目

不器用あーやんの日常

気ままに更新していきます
主な内容は、小説や日常について書いていきます








泣きそうになるのを我慢しながら
明音の話に相槌をうっていた

「そういえばさ、愛李に言ってないけど
私ね前に1人だけ彼氏いたんだよね」

さらに追い撃ちをかけてきた
まあ明音にその気は無いんだろうけど

「そう、なんだ」

「うん」

平常心を保ちながら会話を続ける

「いつぐらい?」

「中2の時かな」

「私の知ってる人?」

「多分知ってるよ、斎藤雄一」

「ああ、あの人」

「告白されてその場の流れで付き合ったんだけど
1週間くらいで別れたんだよね」

「へぇー」

「明日大丈夫かなー」

「絶対気まずい」

「ですよねー」

「明音が悪いんだからな」

「だって」

「ベタに卒業式の後とかにすればよかったじゃん」

「それは私的に嫌だったんだもん」

そんな言い合いをしながら
帰っていつもの交差点で別れ家に着いた
私の心は限界だった

部屋にこもり枕に顔を埋め
声を押し殺して泣いた

今まで蓋をしていたけど

【私は明音が好き】

ちゃんと気づいたのはこの時だった