テレビ朝日「相棒season16」

 

第6話 「ジョーカー」

11月22日(水) 21:00~21:54


■ スタッフ

脚本:浜田秀哉 

監督:兼﨑涼介、助監督: 東伸児

 

 

■ 撮影協力

 

国会前庭園(千代田区永田町1-1/1-2)、衆議院憲政記念館(永田町1-1-1)、アニコム・ホールディングス(新宿区西新宿8-17-1)、茶道会館(新宿区高田馬場3-39-17)、東京東映撮影所(練馬区東大泉2-34-5)、はとやホテル((豊島区池袋2-56-2)、

横浜FC(神奈川県横浜市中区尾上町1-8)、神奈川県庁(横浜市中区日本大通1)、川崎マリエン(川崎市川崎区東扇島38-1)、

幕張海浜公園(千葉市美浜区ひび野2-116)、

他。


■ キャスト / ゲスト

山田純大・・・元・警視庁刑事部捜査二課刑事 早見一彦

 

宮本裕子・・・早見一彦の妻、帝都データサイエンス研究所所長・データサイエンティスト 早見幹子

バーガー長谷川・・・帝都データサイエンス研究所研究員


松尾諭・・・早見一彦の代理人・弁護士 連城建彦

藤田宗久・・・早見幹子の父、国税庁税務局長⇒民自党代議士⇒国務大臣・国家公安委員長 松下隆司

小久保丈二・・・松下大臣の秘書・運転手 

辻つとむ・・・国税庁職員⇒繁田電産の顧問税理士 根岸隆雄

 

浜田大介・・・詐欺容疑者⇒目撃偽証の疑いで逃亡中の男 坂出昌平

坂井香奈美・・・新たに目撃証言した一般市民 山下香苗

木下彩・・・テレビ・リポーター

 

原康範・・・警視庁警務部長or人事第一課長(首席監察官の上位) 山内秀夫

※ 「相棒15」#1「守護神」(2016/10/12)、#18「悪魔の証明」(2017/03/22)の警務部長は、須間一也が演じていた。
児島功一・・・警視庁刑事部捜査一課刑事 綿貫肇

 



■ あらすじ



元刑事が警視庁を訴える前代未聞の裁判が開廷する。
早見一彦(山田純大)という元・警視庁刑事部捜査二課の刑事が、警視庁を訴えたこの裁判に注目が集まっていた。
被告側の証人には、警視庁の代表として裁判に出廷した警務部人事第一課の首席監察官・大河内春樹(神保悟志)。

早見の最愛の妻、データサイエンティストの早見幹子(宮本裕子)が半年前に歩道橋から転落死した事案について、警察は自殺と断定して捜査を打ち切った。
だが、早見は殺人の可能性を主張し、詐欺容疑の前科の有る知人・坂出昌平に虚偽の目撃証言をさせ、その後逃走させたことが疑われた。

そして、その嫌疑でとうとう懲戒免職となった早見は、その自白は強制されたものであり処分は不当だとして損害賠償を請求していた。


そんな早見の代理人は、以前の「相棒15」#16「ギフト」(2017/02/22)で、快楽殺人犯の弁護を担当し、特命係と禍根を残した曲者(くせもの)弁護士の連城建彦(松尾諭)だった。

 

 

※司法の公正さのシンボル「テミスの女神」像は、実際は東京地裁にはなくて最高裁には在る。


警視庁副総監・衣笠藤治(大杉漣)は、あくまで処分は妥当だったと印象付けるため、偽証後に行方を晦(くら)ましている男・坂出昌平の捜索を指示する。

 

一方、今や運用組織の上では警視庁刑事部 ⇒ 警察庁長官官房付の甲斐峯秋(石坂浩二)が直属上司となった、特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)には、甲斐から捜査命令が下る形となる。


「相棒14」#2「或る相棒の死」(2015/10/21)より引用

 

警視庁警務部の大河内首席監察官は、右京と亘の捜査参入に難色を示すものの、"ジョーカー"の使い時は今だと腹を括(くく)る。

 

幹子は本当に自殺だったのか? 

二人は裁判に出廷した大河内と共同捜査を開始する。
 



通常では有り得ない捜査方法だが"ジョーカー"らしく、係争相手である早見と直接接触するという大胆な行動に出る。

 


早見によると、幹子は何者からか脅迫を受けていたと言う。


当時、彼女が関わっていた 「大規模な新規経営戦略プロジェクトにおけるビッグデータ活用実証試験」 を通して、不都合な真実を知ってしまったため、事件に巻き込まれたのではないかと言う。
その証言を受け、問題の企業を調べた右京と亘は、経理データの改竄(かいざん)の痕跡を見つける。

「クラスター分析」 により発覚した繁田電産の顕著な業績悪化。

 

実は、悪化したと見せ掛けて法人税脱税、民自党の政治資金に回していたとみられる。

その不適正会計処理をした、顧問税理士が何者かに突き落とされて重体。

元刑事の妻の死は自殺か、それとも殺人か?
警視庁を震撼させる異例の裁判の行方は?
特命係と大河内首席監察官の三人に委ねられた!!