ふらっとジョンロブの店舗に訪問した際に、
こちらのローファーが良い感じにディスプレイされていました。
Bath 265,100円
日本名としてはバースと読むのでしょうか?
いわゆるアンラインドローファーです。もとの形は名作ロペスをベースにしているようです。
毛足の短いスエードが夏っぽくていいですね。
店員さんからはライニングなしによるやわらかさと、
「ライトウェイトスーパーフレックスレザーソール」という新開発のソールのやわらかさを
推されました。つまり兎にも角にも「やわらかさ」推しです。
製法自体はグッドイヤーウェルテッド製法の為、ソール交換は可能です。
履き心地を柔らかくするだけならマッケイ製法にしてしまえば早いと思うのですが、
敢えてグッドイヤー製法で出すというのは、マッケイで出している他のブランドのとの差別化でしょうか。
つまみ縫いのハンドステッチが、優雅さと贅沢さを醸し出しています。
価格は26万円ととんでもなく高いのですが、こういったステッチを入れて価格相応に見せてくる
というのは、ジョンロブの上手い部分だと思います。
試着もしてみようかと思ったのですが、
ロペスの木型が私の足に全然合わないので、こちらもどうせダメだろうと思いお断りしました。
名作といわれていますが、ロペスの木型って意外と難しいです。
JM.WESTONの修業とはまた違った難しさがあります。
ライトブラウンやサンドベージュのスエードが今期の流行となっていますが、
私だったら敢えてブラックスエードにいくかな。
じつはこのBathは9色展開なので、木型さえ合えば、欲しい色は見つかると思います。