とうとう先日行ってきました、ビスポークの発注に。

一応ホームページやらインスタやら見て事前に予習をしていったものの、

「この仕様」っていうのがハッキリまとまらないまま突入してきました。

 

場所は前回と同じ、青山のヨウヘイフクダ。勿論1足目のシューズを履いていきました。

雑談や時計談義をした後に、サンプルシューズを見ながら仕様決めへ。

こちらの要望をもとに提案をいただきながら、デザインを決め、色素材を決め、

細かい仕様を決めていきました。

 

私は福田さんのデザインに惚れ込んでいるので、

私の我を出すことなくハウススタイルそのままに、

ヒール等の細かい仕様もおすすめをそのまま選んでいます。

 

とはいえ二足目ですし多少なりとも自分の個性も出したいというところで、

今回は表側とスエードのコンビを選んでみました。

「靴が独り歩きしている」ようなデザインはダメですが、

靴好きの人に気づいてもらえる程度の遊びは欲しいと思ってしまいます。欲張りですね。

 

「ダメだったら止めてください笑」と伝えつつ、問題ないとのことでしたのでこの仕様に。

内羽根、フルブローグ、ロングウイング、黒表革×黒スエード です。

さすがにサンプルもないのでどんな感じになるのか分かりませんが、

意外と無難にまとまるのでは、と思っています。楽しみです。

 

ここ最近は、コロナ禍でストップしていた外国客の仮縫いが一気に再開されたため、

バックオーダーが一気に増えたそうです。

私自身もコロナで各社のビスポークの納期が縮まっているという話を聞かなければ

オーダーは入れていなかったと思います。コロナ前のヨウヘイフクダの初回オーダーは

納期2年とかそんな感じだったと記憶しています。

 

今回は2足目で仮縫いは無く、1足目の木型からの微修正になります。

1足目の履き心地がとても良かったというのもリピートの理由のひとつですが、

今回は1足目よりもタイトなフィッティングに仕上がるようにお願いしました。

仮縫いがない為、納期は1年ほどの予定です。

どんな靴が仕上がってくるのか楽しみですが、今の好みと一年後の好みは違う可能性があるので

攻めたコンビシューズは心配でもあります。