久しぶりにジョンロブのショップを覗いてきました。

今シーズンの中心は薄色のスエードローファーだと思いますが、

ジョンロブらしいブリティッシュなレースアップの新作も結構見ごたえがありました。

 

PACE 143,000円

店頭のメインのコーナーには今期の目玉である、フレキシブルな白いソールを使用した

スエードのローファーが鎮座していました。オーバルフレクシーラバーソールというそうです。

かなりの多色展開で、ライトブラウン~ダークブラウンの茶系だけでも6色も展開があります。

恐らく今期の一番人気は上の写真のようなベージュや白に近いカラーのスエードです。

 

 

MANSELL

タン付きのエラスティックシューズ、最近流行っていますか?よく見かけるようになりました。

このデザインは伸びやかな7000ラストと相性良いと思います。

 

 

MOORFIELDS

ロングノーズのシングルバックルシューズ。

私の世代だとアルフレッドバニスターを連想してしまいます。履いたことはありませんが。。

私の感覚ですとバニスターに寄ってしまいますが、海外の人からすればアリなのかもしれません。

 

 

EDGE 300,300円

レインオーバーシューから着想されたという伸びやかなヴァンプラインが特徴の一足。

ありそうでないデザインですね。ちょっとビスポークっぽい空気感を醸し出していて、

私は結構このデザイン好きです。

 

古くからのロブのファンの方は VIENNA(8695ラスト)を思い出されたかもしれません。

一枚の革のパーツを大きく使うデザインが、ジョンロブの真骨頂ですよね。

 

 

CAVENDISHの売れ残りもまだ置いてありました。

個人的には華やかですごく好きなデザインです。ヨウヘイフクダですね。

 

 

今回久しぶりに店舗を見て思ったのは、

数年前よりも製品のクオリティーコントロールが効いているということ。

このブログでも過去に取り上げましたが、

3~5年くらい前はウェルト周りの仕上げが汚い個体が多かったです。

もちろんすべてでは無いですし、綺麗に仕上がっているものもありましたが、

イヤーモデルでさえ出し縫いがガタガタに乱れていたりするものが存在していました。

 

それに比べると、現行の商品は格段に改善されている印象でした。

つり込みの強度なのか、ラストの再現性についても以前より良くなっているような気がします。

 

つまり靴が美しくなったということです。

しかもここ最近は、先程いくつか挙げたように英国調の香りを漂わせる靴が多くなってきているので

それも個人的には嬉しいところです。久しぶりにジョンロブに挑戦してみようかな、と思いました。