大企業の純利益が過去最高!賃上げ万歳!

テレビはそんな感じに煽ってきますが、実際日本の経済はかなり崩れてしまっていると感じます。

 

黒字決算でも希望退職制度を使って社員を減らす大企業が続出しているという話です。

賃金の高いベテラン社員を切って、生産性の高い若手だけ残したいというのは

大企業のかねてからの望みですからね。

行き過ぎた働き方改革の推進や転職市場の活性化で、

社員の忠誠心は落ち、企業側も年功や功労なんて言う必要もなくなりました。

 

 

2024年の企業倒産件数は1万件を超えると予想されています。

しかしながらどういうわけか国民はあまりピンと来ていない。

政府は「生産性の低い中小は淘汰され、大企業に集約されるのが望ましい」と考えており、

国民世論も概ねそれに同調している。特にSNSなんかではそういった類の意見が多いと思う。

 

しかしながらよく考えれば、大企業の希望退職募集が一万人を超え、中小の倒産が一万件超、

物価は上昇し実質賃金は約一年下がり続ける、そんな状態が望ましいはずは無い。

 

ここ最近の経済の動向は明らかに政府の失政だと思うし、

うまいこと中小企業に責任を転嫁し、中小を悪者に見立てることによって

今の日本経済の実態の本質を見せることなく煙に巻いていると思う。

 

今でも坂道を転がっている最中だと思いますが、

こんな状態が続けば日本経済はさらに加速をつけて坂道を転げ落ちていきます。

 

私は特定の政党を応援しているわけでもないのですが、

このまま自民党の同じような顔ぶれにやらせていても明るい未来は訪れないでしょう。

 

 

私は新卒で東証一部(現プライム)上場企業に滑り込むことができましたが、

重いプレッシャーと仕事のやりがいのなさに辞めてしまいました。

 

その後とある会社の経営陣として迎えられ、約10年間超絶荒波にもまれ溺死寸前の日々でした。

既存社員からの反発や裏切り、犯罪行為への対処・刑事告訴、民事裁判、リストラ、業績回復、

私のことを良く思わない元社員からSNSで誹謗中傷されたりもして、散々な毎日でした。

毎日が対処と問題解決に精いっぱいで、家族とどう過ごしていたか記憶がありません。

 

いまでもギリギリのところでやっていますが、当時よりは良く、そしてやりがいは感じていますし、

ここまで自分で道を切り開いてきたという自負もあります。

良い事悪い事全てが研ぎ石であり、己を磨く場であると考えながら前進してきました。

 

 

これだけ頑張ったんだから、そろそろビスポークシューズをもう一足作ってもいいのでは?

と思っています。来月行ってきます!いざ、経済を回さねば!

完成は来年になるでしょうけど、待ち時間を仕事のモチベーションとして頑張りたいと思います。

以上、私がここ最近感じている経済の話と身の上話でした。ただの自分語りですみません。

でもどこかで一度棚卸し整理したいと思っていたので。。お付き合いいただきありがとうございました。