ロレックスの2024年新作、どうもファンから評価は低いようです。

 

GMTマスター2の黒×灰ベゼル

これは普通に人気出ると思いますし、中古買取価格も定価以上にはなると思います。

ただ赤コークベゼルが出るというのが事前の大方の予想でしたので、

それと比べると圧倒的にインパクトが弱いと言えます。

 

 

 

デイデイトはリニューアルしたようです。

あまり興味のない私にとってはどこがどう変わったのか分かりません。

カッコいいとは思いますが、まあ高いですよね。。

 

 

スカイドゥエラースレート文字盤ジュビリーブレス無垢

これももちろんかっこいいですが、まあ高いです(748万2,220円)。

42mm経で大きいので、金無垢となるとかなりの重量感だと思います。

 

 

ベゼルをダイヤにしたことで、計器としての役割を捨てたNEWデイトナ(885万8,300円)

ブレスタイプは1,000万越え、ダイヤのセッティングが異なるタイプは1,600万越え。

以前であればこのクラスはシークレットモデルとして細々やってたと思うのですが、

今回は新作として堂々と登場しました。この辺りもロレックスの戦略が見え隠れします。

 

 

ディープシー金無垢青ベゼル青文字盤 751万800円

3,000m超の防水は金無垢時計に必要なのでしょうか。

海外のSNSでは完全にネタ扱いされています。

ロレックスマラソンで金無垢デイトナ狙いのランナーたちが

幾度となくこれに遭遇することは容易に想像できます。

多分超絶重いはずです。いったいだれがどんなシチュエーションでこの時計をするのでしょうか。

 

 

2024年はロレックスは金無垢のラインナップを増やし、

ステンレスモデルをほとんど増やしませんでした。

これは私の推測ですが、精算本数の調整をしながら売上を維持するために、

単価の高いモデルを投入していると考えます。

マラソンランナーが買いやすくなるということは、今後もしばらくないと思います。

 

また、「ステンレスの時計が欲しい人は兄弟ブランドのチューダーへ行ってください」

という振り分けを今後ロレックスは加速させていくことでしょう。

 

人気モデルに人気色を塗れば簡単に大ヒットモデルをつくれるわけですから、

敢えて人気の出なさそうな高価なモデルを投入してくるということは、

それについてしたたかなロレックスの戦略があるはずです。