今年は公式による事前のお漏らしもなく、定刻通り発表されました。
赤黒のコークベゼルが登場するという専らのウワサのなか登場した黒×灰ベゼル。
加熱するコーク期待の中で姿を現すのは、さぞ登場しにくかったことでしょう。
なんとなく同情してしまいます。
インパクトが弱く、過去モデルの復刻でもあるので初見での評価は低いようです。
こちらも期待されていない存在、1908からアイスブルー文字盤の登場です。
アイスブルーということは、勿論ケース素材はプラチナです。
これは素敵だと思いますが、1908自体の市場評価が低いので、こちらもあまり人気がなさそうです。
とは言えプラチナモデルなので、出荷本数は少なく入手困難になること請け合いです。
4,370,300円ということで、ロレックスの他のプラチナモデルと比較すると安価に感じます。
1908はベルト裏側のグリーンが素敵ですよね。
スカイドゥエラー金無垢
これは並行相場はどうなるんでしょう。かなり迫力がありますね。
スカイというと用途的に知的なイメージがありますが、
この素材と色の組み合わせはかなりオラついたギラギラな印象になると思います。
ある意味いさぎよくステレオタイプなロレックスらしい時計といえると思います。
これは欲しいです(お金のことを言わなければ)
ダイヤがぐるっと巻かれたデイトナ。このオイフレのほかにWG無垢のバージョンもあります。
文字盤はシェル、インダイヤルもブラウンシェルが用いられています。
これは女性向けデイトナですかね。シェル+ダイヤは一般的な男性には厳しいかなと思います。
「デイトナマラソン」中にこのモデルが出てきたらみんなどどうするのか気になります。
885万円という金額をサクッと払える人は少ないと思います。
デイデイトは全モデル新作扱いになっていますね。
他にもディープシーの金無垢モデルが出ていました。
今年は全体的に無垢系のハイエンドモデルが多かった印象です。
一般的なロレックスファンにとっては不作の一年だったのではないかと思います。
かくいう私も、「どうしてもこれが欲しい」というモデルはこの中にはありません。
メテオ文字盤とか、グリーンデイトナとか、ロレックスはその気になれば話題になりそうなモデルを
いくらでも発表できると思います。ですが今回は出し惜しみという形で、
ロレックスとしては、ブームが続く間は余力を残しておこうという考えでしょうか。
今回は戦略的な新作の発表だったなと感じました。