横浜国際女子マラソン終了の理由 | より速く、より強く、そして・・・より美しく!

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第6回を迎える横浜国際女子マラソンが

今回限りで終了することになりました。

様々な理由があると思われますが、

現実問題としては、スポンサー離れが

大きな要因になっていると思われます。

スポンサーが離れる原因としては、

世界陸上代表選考会と銘打っているにもかかわらず

横浜から代表選手が選出されなかったり、

評価されなかったりすると、やはりスポンサーは

撤退を余儀なくすることになります。

昨年の世界陸上に、横浜国際から代表が選ばれなかった際、

担当者が、「これは死活問題ですよ」と嘆いていました。

それが本当に起きてしまった形になります。


また、参加標準記録についても、

当初の設定記録よりも次第に基準を下げて参加者を

増やそうとしたことなども影響していると思われます。

参加標準記録が下がった際には、

サブスリー達成者や3時間05分突破者の勲章的な大会として

「横浜国際に出る」意義と価値が生まれていました。

それが、3時間15分になった際には、

喜ばれたランナーさんが数多く要る反面、

「えーなんでー、私たちずっと頑張ってきたのよー!」

「横浜に出る価値がさがっちゃう」など、

「ランナーの勲章」と捉えていたランナーさんの声が

とても多かったのも事実です。

大会側は、沿道に沢山人を集める為にも、参加者を増やして

盛り上げたいという意図がありました。

難しい選択だったと思います。


そして、何よりも、一番の原因と言えるのが、

有力な実業団選手が出場しにくいというのがあります。

実業団選手の一番の目標は、何だと思いますか?

オリンピック出場?

世界陸上出場?

マラソンのタイトル獲得?

いえ、違います。

一番の目標は、実業団駅伝です。

これは、会社に所属している以上、至上命令となっています。

実業団駅伝の各地区予選と全日本の間にあり、

かつてのようにタフな選手が多かった時代と比べて

今の選手は駅伝との兼ね合いが、より難しくなっています。

良い選手が集まらなくては、良いレースになりません。

強い外国人選手が勝つよりも、日本人選手が活躍した方が

良いに決まっています。

女子マラソン界に高橋尚子さん以来、国民皆が知っていて、
愛されるスター選手が出ていないのも大きな問題です。


横浜マラソンが開催されることもあり、

そちらとの関連も大きいと思いますが、大阪のように

大阪マラソンと大阪国際女子マラソンの両方が盛り上がり、

経済効果があるというようになるのは、

簡単ではないということです。

※大阪国際は、参加者が多すぎる問題もありますが・・・

市民ランナーの皆さんは、横浜国際女子マラソン終了を

どのように感じているでしょうか?

「ランナーの勲章」と言える大会は、あるのでしょうか?

横浜国際女子マラソンの前身である、東京国際女子マラソンの

あの盛り上がりをもう一度蘇らせる大会が出来ることを

期待したいと思います。

市民ランナーさんが参加出来て楽しめる大会が増えるのは

良いことです。それと同時に「ランナーの勲章」となる

大会も存続していくことを祈るばかりです。