連日、盛り上がりを見せているアジア大会。
水泳陣の活躍から始まり、様々な種目で○○年ぶりの金メダル、
○○年ぶりの決勝進出などがテレビ・新聞で取り上げられています。
非常に嬉しいことであり、元気と感動を貰っている方も多いと思います。
しかし、男女のサッカーにおいては、マスコミの皆さんの期待とは裏腹に、
男子は地元韓国に、女子は北朝鮮に敗れてしまいました。
それは、奇しくも、この記事の中で懸念した通りになりました。
錦織圭選手に学ぶジュニア育成術①
試合を見ていた方は、お気付きだと思いますが、ボール際の当たりの厳しさ、
詰める勢いの速さ、気迫の凄まじさが、残念ながら日本は劣っていました。
「自分の一生を懸けて戦う」、
「このチャンスは絶対に逃がさない」、
「勝つのは自分たちだ」という
揺るぎのない強い意志が、その表情から読み取れました。
逆の言い方をすると、卓球女子の、福原愛選手と石川佳純選手の
準決勝・決勝での、気迫のこもったあの表情が、
男女のサッカーチームには明らかに欠けているように思えました。
追いかけるものの強み、強敵を倒すことへの意欲、ハングリー精神。
古い言葉かもしれませんが、今改めて、
そういうものが必要になっているのではないでしょうか。
世界のレベルの高さ、それを倒す為に必要な練習、自己の成長。
この3つを意識できるようになるには、やはり、早い時期から
世界のレベルが見える環境に身を置くこと。
そして、世界で勝つ方法を知っているコーチングスタッフから
指導を受けること。
それを温かくも協力的にサポートする連盟や協会の協力があること。
これらが求められているのだと思います。
アジア大会を終えた時に、結果が出ている競技の取り組み方と
残念ながら出なかった競技の取り組み方では何が違うのかを
真剣に考える必要があると思います。
とりわけ、水泳の選手達と陸上競技の選手達の結果の違いは
何かを考えると、本当の強化方針の在り方が分かる気がします。
次から次へと世界レベルの選手が出てくる水泳の選手達と
世界どころかアジアからも置いて行かれ気味の陸上競技。
この問題の解決が、2020年東京五輪へ向けてのジュニア選手育成に
大きな課題になると思います。