東京五輪最終聖火ランナー 坂井義則氏が残したもの | より速く、より強く、そして・・・より美しく!

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昨日未明、東京五輪最終ランナー坂井義則氏が69年に人生を終えられました。

日頃は、優しくて、ニコニコしている「近所のおじいちゃん」のような存在でしたが、いざ、仕事の話、テレビ中継の話、駅伝・マラソンの話になると、目を見開いて、私の話を真剣に聞いて下さいました。

その時の眼力と行動力は、圧倒されるほど力強いものでした。

坂井さんは、選手としてもアジア大会等で活躍されましたが、実は、テレビ局へ入ってからの実績の方が遥かに大きいのをご存知の方は少ないと思います。

今は、当たり前に開催されている「駅伝中継」の基礎を作った方が、坂井さんです。

例えば、いずも駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝競走)。この大会を作ったのは坂井さんです。

開催当初は、様々な問題があり「駅伝」ということばを使ってはいけないという条件下でスタートしました。ですから、第一回は、クロスカントリーレース、第二回からは、ロードリレーとして行われていました。

坂井さんが、大きな力を持つ組織と闘ってきたのは、言うまでもありません。

不可能を可能にする。出来ないと言われることを成し遂げる。外部の圧力に屈しない。

それが、坂井さんの仕事のスタイルでした。

沢山の武勇伝がありますが、今は大事な宝物として、心の中にしまっておきたいと思います。

ちなみに、昨年から行われている「富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝競走)」を作ったのも坂井さんです。

スポーツの楽しさ、駅伝の魅力を伝えるのと同時に、テレビマンとして、視聴率も確保したのが、坂井さんの素晴らしさです。

心よりご冥福をお祈りしています。


坂井義則氏との出会い