これは、陸上競技が盛んな地域では、珍しくないことですが、
中学生の進路選択の現状を良く表しています。
例えば、しずおか市町対抗駅伝の1区。
上位の結果は下記の通りです。
1位 13'07" 御殿場市
坂口真子 山梨学院大高2 13'07" 1
2位 13'15" 浜松市西部
伊藤有希 常葉菊川高2 13'15" 2
3位 13'16" 静岡市清水
清水真帆 筑紫女学園高3 13'16" 3
4位 13'22" 菊川市
中島 葵 常葉菊川高3 13'22" 4
5位 13'24" 富士市
星野沙耶香 富士東高3 13'24" 5
6位 13'25" 浜松市北部
森田歩実 浜松商高2 13'25" 6
7位 13'26" 藤枝市
名倉華子 島田高3 13'26" 7
8位 13'28" 富士宮市
杉山汐音 山梨学院大高3 13'28" 8
9位 13'31" 島田市
辻 詩帆 島田高3 13'31" 9
10位 13'36" 静岡市静岡B
山崎彩夏 常葉菊川高2 13'36" 10
11位 13'36" 三島市
森紗也佳 日大三島高2 13'36" 11
12位 13'38" 裾野市
田中李奈 三島北高2 13'38" 12
13位 13'40" 静岡市静岡A
蟹江由美 常葉菊川高1 13'40" 13
1位の坂口さんは、山梨学院大学附属高校に在籍。
山梨学院大学附属高校は、山梨県代表校として
今月末の全国高校駅伝出場します。
2位の伊藤さんは、常葉菊川高校に在籍。
静岡県予選では、島田高校に敗れましたが、
記念大会枠に救われ、地区代表とし全国へ出場します。
3位の清水さんは、筑紫女学園高校に在籍。
福岡県代表として全国へ出場します。
7位の名倉さんは、島田高校在籍。
静岡県代表として、全国へ初出場します。
他の選手たちも、富士東、浜松商、日大三島、三島北と
静岡では名門校の生徒です。
静岡県代表校には、三島北高校も近年なっています。
メンバーとして走るかどうかは別としても
自分が選んだ学校が、県代表として勝ち抜けるかどうかは
進路選択の面で、とても重要なことです。
自分が入学するまでは、ずっと代表校だったとしても
入学してからは、3年間、違う学校が代表だったのでは
その学校を選んだのが正解だったかどうか分かりません。
更に言うと、卒業後の進路までしっかり面倒を見てくれる
学校を選ぶのも大事です。
例えメンバーに入れなくても、進路をしっかり決めてくれる
学校は信頼されますし、その後も良い生徒が集まります。
ちなみに、1区1位の坂口さんは、今年、
3000m9分25秒、5000m15分58秒という
実業団選手並みの記録を出しています。
まだ2年生ですが、この記録があれば
各大学、実業団から引っ張られる可能性は100%です。
静岡県屈指の進学校である○○○高から東大という道を
進められたほどの高い学力もある選手です。
何が正しいのか、何が得なのかは、大人の見方とは違い
本人しかわかりません。
でも、3年間精一杯打ち込める環境を選ぶことが
卒業時に、後悔せずに納得できる方法だと思います。
「本人の意思を尊重する」と言うのは聞こえはいいですが、
実は、子供には、それを決める目は養われていません。
「この道を辿ると、この先には、こんな可能性があるよ」
そう教えてあげるだけでも、視野が広がります。
それぞれの道の可能性を十分に説明してあげることは、
後々後悔しない進路選択の方法であると私は思います。