マラソンを科学する~日陰の影響~ | より速く、より強く、そして・・・より美しく!

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昨日の横浜国際女子マラソン。

解説をされた増田明美さんや金哲彦さんは、

「気温15~16℃でマラソンには最適です」

そう話されていましたが、実際には、

記録は低調に終わりました。

沿道で応援された方は、

「暖かくて気持ち良い」

「暑さが気になる」

という言葉に違和感を覚えたかもしれません。

マラソン中継を見られていた方。

ビデオ録画された方は、見直して頂くと

すぐに気づくと思います。

路面に選手の影がありません。

そうです、レースの半分近くが日陰となっていました。

スタート・ゴール時に走る山下公園横の道、

16号線も高速道路の下を通るので日陰です。

6㎞過ぎに高速道路下から出ますが、

7㎞地点(根岸駅近辺)からの16号線は

やはり建物の陰に隠れて日陰です。

折り返してから、反対車線に移っても

行きと同じ場所は、日陰です。

事実、そのあたりで応援されていた方々は、

口々に、「今日は寒いねぇ」とおっしゃっていました。

20㎞地点も日陰、山下公園横も日陰、

25㎞近辺も日陰、30㎞も日陰、35㎞も日陰、

37~38㎞あたり(アンパンマンミュージアム近辺)は

日向になりますが、ゴールに向かうラスト数㎞も日陰。

所々日向になったとしても、日向と日陰の気温差に

ランナーの体は細かく対応できない場合が多いです。

スタート後に、体温上昇して汗をかきます。

しかし、第一折り返し地点に向かう最中の日陰で

体温が低下してしまい、中間地点までに

無意識のうちに相当なエネルギーを消費していたと言えます。

大阪国際女子マラソンの寒さに強いランナーさんなら

この横浜でも記録更新できますが、

日陰なうえに、海風がある条件では、

寒さが苦手なランナーさん、

前半飛ばしたランナーさん、

カラダを絞って臨んだランナーさんには、

レース終盤、苦しい走りになったと思います。


コース変更が招いた、日陰の影響を、

来年以降は頭に入れて、ウェアの工夫をする必要が

あるかもしれません。