福士選手は成功したのか、失敗したのか | より速く、より強く、そして・・・より美しく!

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yahooニュースでも、「福士またしても失速」
という記事が出ています。

多くの記者さんが、手厳しい記事を書いている
理由については、後ほど、
「指導者の在り方」という記事でご紹介しますが、
果たして、福士選手のマラソンチャレンジは
成功したのでしょうか、失敗したのでしょうか。

あべコーチの見解としては、
今回の大阪国際は、成功したと言えます。

ゲスト解説をしていた高橋尚子さんも言っていたように
「これでやっとマラソンの走り方が分かってくる」
そう言える、評価出来る走りだったと思います。

ただ・・・
この走りを最初のマラソンでしておくべきでした。
まぁ、それは、別の記事で紹介します。

彼女が持っているスピードからして、
2時間22分後半から23分半ばの記録は出て当然です。

大阪国際女子マラソン展望に書いた通り
普通にスタートして、普通に走り、
普通にゴールまで走り切れば、
福士選手の独壇場となり、優勝は間違いありませんでした。

でも、それが出来なかった。

そうです、これがマラソンなのです。
高橋尚子さんが言う、
「マラソンの走り方を覚えるレース」が
こういう走り方です。

これを、ただ単に、スタミナ不足だとか
調整失敗だとか、勝利への執着心の無さだとかの問題で
片付けようとすると、マラソンは成功しません。

一番の敗因は、「らしくない走り」です。

自分らしいレースをしていないのが、
最も大きな「失速」の原因となっています。

いわゆる、「おっかなびっくりレースをしている」のが
敗因だと言えます。

自分らしいレースをする為には、
「勝ちパターン」を作る必要があります。

天満屋の選手が、オリンピック選考会で
勝つパターンは決まっています。

勝負所まで我慢して前に出ず
勝負に必要なエネルギーを蓄えておいて
勝負所がきたら、一気にスピードアップして
勝負を決定づける。

これが、必勝パターンです。

それは、武富監督自身の経験も踏まえて
練習の中から身につけられた
「マラソン必勝法」です。

そういう「必勝パターン」を
今後のトレーニングの中で、
カラダに叩きこむことが出来れば、
福士選手は、間違いなく、
マラソンランナーとしての才能を
一気に開花させるでしょう。

今までのレースのように、
さらさら勝負になっていないレースではなく
勝利まで、あと1㎞のところまで行けたというのは
実は、とても大きな収穫であり、壁でもあります。

この壁を乗り超える為には、
チームの垣根を越えて、
マラソンを知っている指導者のもとで
「マラソンの走り方を学ぶ」ことが必要です。

福士選手は日本の宝です。

マラソンを知っている指導者が協力し合って
世界へ通じる選手へと育てていくことが
日本のマラソン界の未来をつくることに繋がります。

マラソンファンの皆さんも、
今後の福士選手の成長を皆で応援しましょう。

日本マラソン界の未来には、福士選手は必要です。

良い時も、そうでない時も、どんな時も
日本国中のマラソンファン皆で、
彼女の成長を支え、見守り、期待し続けましょう。

福士選手は、必ずやってくれると思います。



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