日本で一番、知名度の高いマラソン選手だった瀬古利彦さんが、
総監督となり、選手、スタッフ12人全員がSBから移籍する。
目標は、2016年までに全日本実業団対抗駅伝で優勝。
同時に五輪代表も輩出。
最終的には五輪マラソンのメダリストも育てること。
五輪出場は、既に射程圏ですし、駅伝優勝も可能性が高いです。
オリンピック・マラソンでのメダリスト育成は
DeNAだけの目標ではなく、日本陸上界自体の目標でもあります。
このニュースが素晴らしいのは、やっと山が動いたこと。
実は、長距離界では、これまでも、ライブドアや楽天、
そして、アメブロのサイバーエージェントにも
陸上部を作る打診を何度となく行ってきた経緯があります。
野球やサッカーと違い、陸上部に掛かる運営費は
圧倒的に少なくて済むのにも拘わらず、
それが実現出来なかった背景には、国民的スポーツである
マラソンや駅伝に対する付加価値を評価して貰えなかった
ことがあります。
「高橋尚子さんが10人いるチームだったら
数億円のお金を出す価値がある」
そんな風にしか、間に入る大手代理店にも評価されなかった
こともあったようですが、ここへ来て山が動いたというのが
何よりも嬉しいことです。
瀬古さんの知名度と竹沢、上野他、五輪に近い優秀選手が
多く在籍していることも、評価を上げた要因だったと言えます。
バブル時代には、実業団チームには1億2億の運営費が
掛かっていましたが、今は、1億の運営費なんて
考えられません。せいぜい、その4分の3です。
プロ野球チームや、プロサッカーチームを運営するのと
比較すると、10分の1程度の費用で済むのですから
手を上げる企業が増えてくれることを期待したいです。
