考査当日、自分の力を発揮できるかどうかです。
お受験塾へ通い、その道のプロの先生から
ペーパー試験、行動観察、面接などの対策を
ロールプレイング式に何度も何度も
教えて頂いていることでしょう。
それでも、本番で物怖じせずに
自分の思っていることを
きちんと表現するのは難しいです。
ひとつ、覚えておいて頂きたいのは、
スポーツ選手が普通の選手から一流選手になる際、
本番で普段通りの力が出せるかどうかが鍵になります。
普段通りの力を出せるのは、簡単なようで難しいです。
それが出来てこそ、普通の選手以上になれます。
しかし、そこから更に上のレベルへいくには、
プラスアルファの力が出せる素材であることが
求められます。
プラスアルファの力をどれだけ出せるかが
一流選手になる絶対条件となります。
お受験の場合、プラスアルファの力を出すには
場馴れしておくのは当然のこと
自分のペースに持ち込むことも必要です。
予想されるシチュエーションをイメージして
シミュレーションをしておくことが大事です。
これもお受験塾では、何度もされているでしょう。
でも、それだけやっても緊張してしまい
落ち着きがなくなってしまう子や
萎縮してしまう子の為に
落ち着きを取り戻す方法を
アドバイスしたいと思います。
日頃からお子さんの手を握る習慣をつけます。
外出する時に手を握って歩くのとは違います。
朝起きた時、
朝食時、
幼稚園(塾)へ行く時、
夕食時、
就寝前、
一日に5回、お子さんの手を握ってあげましょう。
そして、手のひらの温かさを感じてあげます。
ここがお受験に成功するポイントです。
その時に、必ず顔を合わせて、目を見ます。
そして、ゆっくりと落ち着いた声で
その日のスケジュールや体調について質問します。
夕方や夜は、一日の出来事や明日の予定を訊きます。
面接時に想定される質問などを訊くのもOK。
一問ずつ落ち着いて答えさせるようにします。
この時に大事なのは、お子さんの呼吸です。
お子さんが、いつどんな呼吸をしているかを
よ~く観察してみてください。
お子さんの手首に指を当てて、
心拍数を計測するのも、客観的に見る方法です。
日頃出来ないことは、考査当日でも出来ません。
いつもと違った自分になるのは、
呼吸のコントロールが出来ないからです。
呼吸の乱れは、不安定な精神状態を作ります。
精神的な落ち着きを求める場では、
呼吸を安定させることが大事です。
当日だけ、落ち着かせようとしても、
それは無理です。
受験などの特別な環境下で、
一気に上がった心拍数を元に戻すのは
日頃からの訓練が必要です。
それが、先にお話した、手を握りながら
会話をし、呼吸を安定させることです。
安心感を与えることは大事です。
常日頃から、これを繰り返していると
いざ、会場へ行き、お子さんが緊張していても
いつものように手を握って話しかけてあげるだけで
不思議とお子さんの呼吸は落ち着くようになります。
家を出る前でも良いですし、
会場へついてからでも構いません。
「うちの子は、性格的に舞い上がっちゃうから…」
そうお思いの方は、性格を変えると思うのではなく、
習慣を身につけさせることをしてみてください。
きっと、落ち着きのある表情が出来るようになります。
性格は簡単には変わらないですが、
新しい習慣を身につけることで
お子さんの行動は変わってきます。
これは、勝者のメンタルトレーニングといって
数多くのトップアスリートが行っている
心を落ちつけるテクニックのひとつです。
