こういう練習を取り入れてみてください。
それは、25㎞走です。
そして、この25㎞走を、8㎞毎に分けて
ペース設定を行います。
皆さんは、通常、1㎞毎にペース設定をしたり
5㎞毎にペースチェックを行います。
しかし、実は、それでは、
ペース感覚を身につけるのは難しいです。
8㎞を目安として、8㎞を3セットと考えます。
8㎞×3セット+1㎞の練習です。
ラスト1㎞は、その日の体調によって
追い込んでも構いませんし、
イーブンでも構いません。
マラソンは、8㎞を5セット+2.195㎞です。
3セットまでを、どのように走るかによって
そこからの2セットのペース設定が違います。
3セット(24㎞)通過した時点で
残りの2セット(16㎞)のレースプランを
微調整していく必要があります。
余裕があれば、4セット目で上げるのか
5セット目で上げるのかを判断します。
逆に、3セット目までのペースが速すぎたら、
少しペースを落としてスタミナを温存するのは
4セット目が良いのか、5セット目が良いのか。
そういう判断をして、徐々に
走るリズムを変えることが可能になります。
5㎞でペース調整をして、上げ下げをするのは
実業団選手でも簡単なことではありません。
精神的にも余計なエネルギーを消費してしまいます。
10㎞では、4回しか目安が出来ないので
手遅れになることがあるので、
8㎞という距離は、中級者の皆さんには
ちょうど良い距離なのです。
マラソンで一番の敵は何かというと
メンタル面のダメージです。
ハーフまでの走りで、調子の良し悪しを判断すると
大抵の場合は、失敗してしまいます。
調子が良ければ、なんとなく上げたくなります。
そこで上げてしまうと、30㎞以降でバテます。
調子が悪ければ、「まだ、あと倍もあるんだ」と
気持ちが落ち込んでしまい、戦意を喪失します。
だからこそ、思考を変えることで、
メンタル面の落ち込みを抑えることが出来ます。
8㎞を5セット。
3セット目まで、脚に力を残して
気力の面でも余裕を持って走ることで、
「この1セットを頑張れば、残りは1セットだ」
そう思えると力が沸いてきます。
もしも、きつくなってきても
「よし、思い切って4セット目はペースを落とそう」
そう割り切れば、8㎞走っているうちに
給水を取り、呼吸の乱れもなおし、
脚を休ませることが出来ます。
気分転換も出来て、5セット目に向けて
「よし、あと1セット頑張ってみるか」
そう思いなおすことが出来るのです。
マラソンは、こういうメンタル面の
リカバリ方法を身に付けた者勝ちな競技なのです。
