筋トレは、筋肉を硬くして鍛えるモノ。
ストレッチは、硬くなった筋肉を柔らかくするモノ。
そんな風に思われている方が多いと思います。
トレーナーさんや治療院の先生によって
考え方の違いはあると思いますが、
筋トレは、鍛える為のパワートレーニングだけでなく、
自分の体重を使って行う際にはストレッチ効果もあります。
マシンを使用しての筋トレも
負荷を掛けて鍛える筋トレと
軽い負荷でウォームアップ効果を狙った筋トレがあります。
適度な負荷を掛けることで血管を拡張させて
血流を良くするのが狙いです。
良く見られるのは、カーフレイズです。
実業団の長距離・マラソン選手も
レース前のウォーミングアップの中で
ストレッチと一緒にカーフレイズを入れています。
その効果は、ふくらはぎを効率良く
使えるようにするためです。
第二の心臓である「ふくらはぎ」の血流を良くして、
ポンプアップ作用が効率良く行われるようにするのが狙いです。
でも、日頃やっていない方がレースの時だけ行うと
ふくらはぎ、膝裏がパンパンに張って
とても違和感がある状態になるので不安が先に立ちます。
実際には、その後血流は良くなるのですが、
慣れていないと脚が張ってしまうから嫌だとなります。
ですから、日頃のケアの中で、ふくらはぎを意識して刺激する
習慣をつけておくと良いでしょう。
ある方からの質問で、ふくらはぎのアイシング後に
カーフレイズを行う意味は何かというのがありました。
ここでご紹介してきた内容と同じ効果があると思います。
これもあちこちでお話させて頂いていることですが、
アイシングは、冷やすものだと考えていて
冷やしっぱなしでいる方が非常に多いです。
いいですか、アイシング後には必ず保温してください。
例えば、膝やふくらはぎなどをアイシングしたら、
夏でも長いウェアを履きましょう。
足首をアイシングしたら、長いソックスを履きましょう。
寝る際に、布団に入ってしまえば脱いでも構いません。
話を戻します。
アイシング後の対処方法ですが、
保温から更に血流を良くするために
軽い負荷の運動を行うのも非常に効果があります。
特にふくらはぎは「ポンプアップ」する機能を
最大限に活かす為に、カーフレイズを行うというのは
ひとつの方法であると思います。
もうひとつ、マラソン成功のヒントをお教えすると
指先が冷えやすい方には、
グーパー運動をして頂きたいと思います。
両手を前に伸ばし、前ならえの姿勢のまま
グーパーを正確に30~50回行うと
握力アップの為のエクササイズになりますし、
指先の毛細血管を活性化させる効果もあります。
マラソンをされる方には、後者の効果の方が
後半の失速を防ぐのに役立ちます。
更には、指先まで動きを意識することで
脳の活性化にも繋がります。
朝行うと、思考力がアップするので
仕事の効率が上がる効果もあるようですよ。
では、まとめますと・・・
筋トレとストレッチは、紙一重の関係で
その方法次第で、どちらの効果も得られます。
アイシングもしかりです。
故障時の炎症を抑える効果もありますが、
負荷を掛ける練習、あるいは負荷を掛けた練習後には
筋肉の状態を良くする効果もあります。
コンディションを安定させたい方は
色々と試しながら、
自分にあったケアの方法を身につけましょう。
