MS Kinect(キネクト)発売のニュースを聞いて、
「将来的には屋外の競技会もああなるのかも?」
そんな風に思ってしまったのは私だけでしょうか。
キネクトは、カメラとセンサーを組み合わせた機器で、
人の動きや声を検知して、画面内の登場人物の動きなどに
反映させるという体感型ゲーム機だとか。
「任天堂のWii」のボウリングゲームを、
スポーツバーでプレイしているのを見たことがありますが、
まさにボウリングの動きそのものでした。
スローイングの動きといい、手首の返しといい、
リアルな感じでしたし、結構な運動量になるようです。
そこで、私は思ったのです。
「ランニングもこの機械で出来るんじゃないかな?」
ランニングは、腕を振って、足を動かすだけですから、
ステップを踏む動きと、腕振りの大きさをセンサーが感知。
走りの大きさをコンピューターが計測すれば速度が出ます。
そうすると、1km○○分のペースというのが分かります。
トレッドミルを使用しなくても、その場駆け足するだけで
室内で簡単にジョギングやダッシュを楽しめる。
勿論、目の前にあるモニターで景色も自由自在。
好きな場所を選んで、走ることができます。
朝と夜の設定、春・夏・秋・冬の設定も可能。
その先には、屋外競技会も、この機械を使えば
横に一列に8人並べて100m競走が可能ですし、
いや、一人でも、ネットワークを使えば何人とでも
走る事が出来ます。
マラソンだって出来ますよ。
スタート時間を決めて、参加選手を募集。
「ネットワークで繋がった1万人とマラソンを走る」
そんなマラソン大会も夢ではないのです。
交通費や宿泊費が掛からない利点もあります。
実際の競技会には、スケールは叶わないでしょうが、
技術の進歩によって、臨場感もリアルに伝わるように
なってくるかのしれませんね。
そうすると、我々コーチの役目も変わってきます。
我々の今後の仕事のあり方も左右すると思うと
ちょっと真剣に考えてみる今日この頃です。
明日は、近未来のサングラスについてお話します。