指導者に必要なもの | より速く、より強く、そして・・・より美しく!

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速いランナーになる為に必要なこと
強いランナーになる為に必要なこと
美しいランナーになる為に必要なこと

~すべては、ここから始まります~

難しいテーマですが、あえて書いてみることにします。


私がこれまで指導を仰いできた方々の話をまとめたものです。


<指導者に必要なもの・・・その1>


指導者として必要な心構えは・・・


1.指導者は二重人格ではだめ、四重人格、五重人格になれ


2.ひとつのことに没頭する情熱を持て。


3.俺ならできる、俺は天才だという気持ちを持て。


4.人から吸収する気持ちを忘れるな。


5.指導者は選手の前で一喜一憂するな。



それぞれの意味は・・・


1.選手が10人いたら、10人に対して別々の顔を持つこと。そして、時に嘘も方便。他人から見て、「あの人に対して言った言葉と、この人に言った言葉が違う」と思われていいから、目の前にいる選手に対して「お前だけ見ているよ」、「お前が一番だよ」という言葉を常にかけ続けることが大事。特に今の子供達は大事に大事に育てられてきているので、怒られることに慣れていない。依存心も強いので、「お前だけだよ」というジェスチャーを見せる事が、子供の心を惹きつける一番の秘訣


2.指導者は時に、ひとつのことのみに没頭する真剣さが必要。勝負を懸ける時には特にそう。ゴルフもやろう、飲み会にも参加しよう、遊びに行こうなんていう気持ちがあるようでは、良い指導が出来ないし、勝負の神様が微笑まない。特にパチンコなどのギャンブルに気持ちが行っているようでは、指導者として失格である。


3.芸術家や、歌手、俳優、会社経営者など、人よりも上に立ちたい、何かを創造して新しい道を切り開いてゆきたいと思うなら、自分は天才だ!という自負心を持つことも大切。指導者が、「俺は出来ないかもしれない、自信がない」などと弱音を履くようでは、選手(生徒)は付いてこない。


4.アンテナを広げて、多くの成功者の声を聞くこと成功者は過去に必ず失敗している。その失敗を繰り返さないために、更に一層の創意工夫をして、自分を高めて這い上がってきているのが成功者である。あの人の意見は違うと、最初から拒絶するのではなく、どんな意見も必ず役に立つと思い、耳を傾けることが大事。


5.目の前の結果に対して、一喜一憂しないのが一流の指導者である。特に選手の前で落ち込んだ姿を見せるのは、指導者として失格である。悔しい気持ちを出すことは良し。「俺はこんなに悔しいぞ!お前らはもっともっと力があるのに、それを発揮できなくて、お前たち以上に俺は悔しいんだ!」という気持ちが選手に伝わると、「私たちの為にこんなに一生懸命になってくれているんだ。もっともっと頑張らなくちゃ!」と、選手達の心が変わってくる。これが選手との信頼関係に繋がる。ただ、ひとつの結果に対して、何故良かったのか、悪かったのかと原因を探るのは必要なことである。それが探究心、研究心、向上心に繋がってゆく。


参考にして頂ければ幸いです。