YESが12個以上 → A 強気で大幅記録更新タイプ。
心身ともに充実して意気込んでいるのが分かります。こういう精神状態の時は、大幅な自己記録更新が可能です。是非ともそのままの強気な気持ちで積極的に頑張って欲しいと思います。
ただ、ひとつ注意したいのは、得てして張り切り過ぎると前半オーバーペースになり、中間点までにバネを使い過ぎて、後半パタパタになってしまうことも多々あります。気合いの空回りということもありますので、少しマラソンから離れて何か違ったことを考えたり、心と頭の中をクリアーにすることをおススメします。
YESが9個～11個 → B 堅実＆安定感は抜群タイプ。
精神的にとても安定しています。やる気のある自分と、冷静でいる自分がバランス良く存在しています。マラソンを走るのには一番適している精神状態です。記録の更新も望めます。冷静にペースを刻み、落ち着いて中間点を通過。一番苦しい30km以降でも、そこからの余力と更なるペースアップを落ち着いて考える余裕もあります。こういう精神状態の時が、自己記録更新のチャンスでしょう。
YESが6個～8個 → C 自分と葛藤タイプ。
自信があるような無いような・・・不安な要素が少々見え隠れしています。慎重派と言えば慎重派なのですが、どちらかと言うと消極的な一面が見受けられます。練習不足ではないか、スピード練習が足りないのではないか、ペースを維持出来るか、最後までもつか、腹痛を起こしたりしないか、そんなことを考える自分と、頑張る自分との葛藤があります。
好きな音楽を聴いたり、映画を観たりして気持ちを高めると、スイッチが切り替わり、気持ちが盛り上がってくるでしょう。前向きな考え方になれば、レースでは良い走りが出来るでしょう。
YESが3個～5個 → D 不安な気持ちいっぱいタイプ。
「目の前に迫ってきたレースが不安で不安で仕方がない」、そんな心境です。日に日に不安要素が募るばかりですが、走りたい気持ちも捨てきれません。今の段階では不安が７０％といったところですが、あと数日でそれを５０％以下に変えられる可能性もあります。マラソンを走る目的、楽しさを再認識すれば意識も高まり、不安が解消されてくるでしょう。仲間と一緒に走る楽しさを味わう。そんな感覚でスタートまでの時間を過ごしてみてください。
YESが2個以下 → E 諦める寸前タイプ。
殆ど諦めている状態です。いや、もうすでに、「今回は諦めよう」と考えているかもしれません。足が痛くて殆ど練習していない。体調を壊し未だ治らない。仕事が忙しくて疲労困憊である。そんな要素が重なって気持ちも萎えているのが分かります。今のままの精神状態ではマラソンは走れないでしょう。不安な気持ちを抑えるのは容易ではありません、どうにかして開き直るしか方法はありません。
『走りだしてダメならそれで仕方ない。また次のレースを探せばいい。だから、今回はダメもとで行ける所まで行ってみよう。』
そう思えたら少しは気持ちが楽になると思います。開き直るのも立派なメンタルトレーニングです。
自分にプレッシャーをかけずに、「途中でやめるのもありだ」というリラックスした気持ちで臨んでみて下さい。