フィリピン不動産投資 -29ページ目

フィリピン不動産投資

老後の収入の為にフィリピンのコンドミニアムを購入、賃貸しています

~マニラの民泊清掃スタッフが教えてくれたこと~

昨年11月から、私はマニラでAirbnbによる民泊運営を始めました。
順調にスタートを切れたものの、これまで民泊の管理や清掃は業者さんに一任していたため、今後もその形で続けていくわけにはいかないと感じていました。

今月からは、宿泊者のチェックアウト後の掃除・洗濯を、個人の清掃業者さんに直接委託する形に切り替えました。
その初めてのスタッフとなったのが、とあるマニラ在住のお母さんです。


食事ができない日もある毎日

彼女の家庭はとても厳しい状況にあります。
ご主人は日雇いの大工さんで、現在ほとんど仕事がなく無職同然。
家族は6人。子どもが4人いて、上の長女と長男は深夜のコールセンターで働きながら、昼間はカレッジに通う学生ですが、長男は最終学年でのプロジェクトの為、深夜の仕事は休んでいます。
下の2人の男の子は、7歳と5歳とのこと。

長女と長男の収入は、自分たちの学費と生活費に消えていきます。
家族全員の食費を支えているのは、お母さんである彼女の収入だけ。
それも、今は私の民泊の清掃代だけが頼りです。


「薬を買いたい」――最初のお願い

最初に掃除をお願いした日の2日後、彼女からメッセージが届きました。
「子どもが熱を出したのですが、薬が買えません。1000ペソだけ貸してもらえませんか?」と。

もちろん、貸すことにしました。
民泊は4泊連続で予約が入っていて、その間彼女には仕事がない状況。収入がない日が続いていたのです。


スープと「サンキュー」の声

さらに数日後、彼女から再び「今晩、家族で食事ができないので1000ペソを前借りできませんか?」という連絡がありました。

私は掃除代の前払いとして渡しました。

その日の夜、1枚の写真が送られてきました。
**「今晩はスープを作って、家族全員で食事ができました」**。

 

そして、そのあとに送られてきたのが、
小さな子どもの声で録音された「サンキュー…」というメッセージでした。

思わず胸が熱くなりました。


1部屋では足りない。でも、希望はある

現状、私のAirbnb物件は1ユニットだけ。
宿泊者のチェックアウトごとに彼女に掃除と洗濯をお願いしていますが、頻度が少ないため、その報酬だけでは4人の子どもを抱える家庭の生活は成り立ちません

でも先日、ちょうどタイミングよく、他の2ユニットの長期賃貸のテナントが退去しました。
これを機に、その2部屋も民泊化することに決めました。

彼女にはこう伝えました。
「もうすぐあと2部屋が稼働します。そうすれば、今より安定した収入になります。今は大変だけど、頑張ってこの仕事を続けてください」


そして今日、ジョリビーの笑顔

今日は、チェックアウト後の掃除に加えて、内装の不具合修理の立ち合いもお願いしました。
掃除・洗濯の報酬と、立ち合いの日当を合わせて支払いました。

彼女が業務を終え、自宅に帰った夜。
また1枚の写真が届きました。

それは、子どもたちが大好きなフィリピンのファストフード「ジョリビー」を食べる息子さんでした。

 

 

今日の報酬で、息子の大好きなジョリビーを買ったとのことでした。