うち一人は、以前にも数回施術に来てくれていました。
今回はかなり疲れが溜まっているということで来られたのですが、背中をみている時にふと気づいたのです・・・
「あれっ！？ 初めてぼくの施術を受けたとき、こんな背中じゃなかったな」と思ったのです。
それで『最近以前のように首や背中の痛みはありますか』と聞くと、痛みはほとんど無いと言います。
いつもなるべく、その瞬間のからだに意識を向けるようにしているので、前はどうだったとかあまり考えないのですが、何だかぱあーっと初回の時の記憶が蘇ってきました。
肋骨がねじれ筋肉が硬直し、見るからに呼吸器系に負担がかかっている状態を思い出したのでした。 惨憺たる状況でしたね（笑）
それが今はあまり感じられない。。
からだってこんなにも変わるものなんだなと正直感動しました
ここで一つ言えることは、背中とは“その時の状態をさらけ出す箇所”であるということです。
言い方を変えれば、背中はどんなに隠しても隠し切れない正直な場所だということです。
クライアントさんがどんなに元気だと言っていても、何か閊えがあれば背中には出ています。
逆に、どんなに疲れていると言っても、目立った閊えが感じられないこともあります。
それほどに背中は正直です。
だから本人の言う事よりも背中の方を信用しています（笑）