月刊ドライバー 昭和51年6月5日号。この号には、とんでもない、アホな、笑える特集が組んでありました。
その特集とは？コレです。ヒーロー物テレビ番組の中に出て来た「劇用車」の試乗大会であります！この特集では「劇用車」を「TVアクションカー」と呼んでますね。
その試乗大会のトップバッターはっ！バリタンク！！ゴレンジャーに出て来た、地中、水中どこでも走れる？クルマ。
横からのデザインは、こんな感じ。前、中央、後ろと6輪車でっす！でも、中央はダミーみたいです(笑) 運転席は、ベース車の日産 サニーキャブそのままみたいです。
この、バリタンクの製作費は300万円だってよ～。当時の300万円だぜよ、相当コスト掛かった仕様っすね～！でも、劇中じゃなく、実際に乗った場合、最高速が15㎞/hというのが笑えます。
次は、キョーダインに出て来た、「グランカー」！
このグランカーは、実際に乗っても、80㎞/h以上出るとのこと！っつうことで、当時のテレビ用の大幅な改造車では、このグランカーが最速車だったみたいです。
その、心臓部、搭載エンヂンは、日産の「A12」です！実車で見ると、確かに「A12」を搭載した「サニー」、速かったですよね！！
最後に、忍者キャプターの「キャプターマシーン」！ベース車は、日産の4輪駆動車「パトロール」！！
それにしても、昭和50年代の劇用車って、日産車が多かったんですね！ヒーロー物じゃないけど、西部警察も日産車だったもんな～。所で、昭和のウルトラマンのシリーズでは、日産車が出て来ないなぁ(笑) メインのベース車は、「帰ってきたウルトラマン」は、マツダ コスモスポーツ、ウルトラマンAでは、トヨタ マークⅡ GSS、ウルトラマンタロウでは、トヨタ クラウン2ドアハードトップ、ウルトラマンレオでは、ホンダ シビックとバモス、ウルトラマン80では、マツダ RX-7.。ウルトラ戦隊は、日産が好きではないのかな？(笑)
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