震災の時はまだ20代だったんだなぁと、ふと、思いました。
何かの役の僕ではなく、僕個人として、仙台でイベントができるまで、5年かかりました。
なんだか、やっと、故郷に恩返しができたのかな。なんて思います。
でも、それができたのも、応援してくれる皆様と、これまで縁をくれた作品のキャラクター達のおかげです。
このブログを書いている今、テレビで生まれ故郷のことが放送されていました。
節目ですからね。テレビのチャンネルはどこでも、東北のこと。
ここ最近感じるのは、やはり人が生きていく上で、他人との繋がりって大事だなと。
趣味でも、お茶を飲むだけの友達でもいい、そういうコミュニティ。
特にご年配の方はそれが気晴らしになったり、活力になり得ると思うのですが、震災で散り散りになった後、ようやっと構築した繋がりが、仮設住宅から公営住宅に移る時に、また仕切り直しになってしまう事の難しさ。
あとは若い人が生活して子供を生み育てていく為の、仕事。環境。
そういったものがうまく回れば、地域の活力も少しずつ戻るのかなぁ。
なにぶん、そこで生活している人にしか分からないご苦労が多々あると思うので、あくまで個人的な感想になってしまうのですけれど。
たまにしか帰れないけど、いつも故郷と、東北を思っています。