クリストファーノーランさんの映画「TENET」の話です。
AMAZON PRIMEに入っていたら、見れます。
ここから先は、まったく無知でみたい人はみないでください。
ネタばれになるので。
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TENETは、いままでのタイムスリップ映画とは違い、
逆行して過去に戻ることができるお話です。
※つまり10年前に戻るのに、10年逆行で過ごすことになります。
この映画で逆行についてエントロピーの減少という話がでます。
これは、熱力学の第2の法則で
時間の経過とともにエントロピーは普通は増大する現象からきます。
簡単なイメージでいいますと、
コーヒーにミルクをかけると時間とともに
コーヒーとミルクが混ざりますが、
時間の経過とともにコーヒーとミルクに分かれることはないということです。
※映画での逆行の銃弾は、銃にもどります。
これが、量子力学のミクロな話で
量子がもとの初期状態にもどるという
逆行現象が観測されたという論文がでたりして、
それ以上の話題はいまのところでてないですが
興味がそそられる話ですね。